第11回 Q&A形式で著作権を解説する(2)
ゼミ活動の成果物として、学生生活で著作権について注意することを、
パンフレット形式にまとめることにします。
今後のスケジュール
- 第11回 (2010-12-15) 「Q&A形式で著作権を解説する(2)」
- 他の人が書いた文章を評価する。
- Q&A形式の情報をワープロで清書する。
- 第12回 (2010-12-22) 「パンフレットのプロトタイプを作成する」
- パンフレットの原型(プロトタイプ)になるものを書く。
- パンフレットにするQ&A形式の情報を整理する。
- 第13回 (2011-01-12) 「パンフレットを作成する(1)」
- パンフレットを作成する。
- パンフレットのデザインを検討する。
- 第14回 (2011-01-19) 「パンフレットを作成する(2)」
- 第15回 (2011-01-26) 「パンフレットを作成する(3)」
前回作成した文章を相互に評価する
前回(第10回)では、Q&A形式の情報をワープロで清書しました。
今回は、まず、ほかの人の文章を読んでみて、
より良い文章になるようにチェックしてみましょう。
次のポイントに注意して、
実際に赤ペンなどを使ってチェックしてみましょう。
- 【全体】枚数と文字数の制限が守れているか?
- 【解答】質問に対して適切な答えになっているか?
- 【解説】誰が読んでも理解できるように、丁寧かつ論理的に書かれているか?
- 【解説】句読点や漢字などの間違いがないか?
- 【用語】重要な語句を適切にキーワードにしているか?
自分のQ&A形式の情報がチェックされて戻ってきたら、
どこがどこがチェックされているか、よく見てください。
そして、次の文書作成に生かしましょう。
Q&A形式の情報をワープロで清書する。
今回は、
配布するパンフレットの原型のファイル(Word 2007 文書形式)を使って、
2〜3つほどのQ&A形式の情報をワープロで清書しましょう。
パンフレットの原型
パンフレットは、A4用紙(横向き)を3つ折りにすることで作成します。
ワープロの「段組み」機能を使って、
ページ全体を3段組みに設定して、
Q&A情報を書く場所をページ片面に3つずつ作ります。
まとめる内容
Q&A情報を2〜3つほどまとめます。
前回のワープロで清書した時と同じように、次の4つにまとめます。
- 質問文
- 質問に対する解答・解説
- キーワード(重要な語句や文章)
- 用語解説(キーワードのうち1つを解説する)
ワープロでの書式
次のようにしてまとめてください。
Q. (質問文を書く)
A. (解答を書く)
(解説を書く)
キーワード: (重要な語句、重要な語句、重要な語句)
用語解説:(重要な語句から1つ選んで、その解説を書く)
清書するときには、次のポイントに注意してください。
- 解答・解説は400文字以内にまとめる
- 用語解説は100文字以内にまとめる
- 枚数と文字数の制限を超えてはいけない
- 誰が読んでも内容が理解できるように、丁寧かつ論理的な文章にする書く
他の人の質問に答える
以前自分が調べた質問以外から、2〜3つ選んで、
それに対する解答と解説の文章を書いてください。
- 自分で苦労して調べたデータは、著作権で保障されますか?
- 他の人の論文を引用して利用する場合、論文名や著作者名を明記する必要がありますか?
- 音楽CDの中古販売するときに、レコード製作者の著作権は働きますか?
- 人気タレントの写真を使ってポスターを作りたいのですが、誰かに許可を得なければなりませんか?
- 標語やキャッチフレーズ、題名などは著作物になりますか?
- コンピュータ・プログラムやデータベースは著作物として保護されますか?
- 学園祭や学外見学等の際に写真を撮ることがありますが、どのようなことに注意すればよいですか?
- キャラクター商品などの海賊版を利用してはいけないのはなぜですか?
- マジコンを使ってゲームをすることは違法になりますか?
- 自分で購入したパソコンのソフトなら、パソコンにインストールすることは自由にできますか?
- ファイル交換ソフトを利用して音楽のデータをやりとりすることにはどんな問題がありますか?
- 著作権を侵害した場合、どのような責任をとることになりますか?
参考情報