第13回 成果の発表 (2)
今後のスケジュール
第13回 (2015-07-15) | レポート(下書き)を提出して添削を受ける | プレゼンテーションを作成する |
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第14回 (2015-07-22) | レポートを修正する | プレゼンテーションを練習する |
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第15回 (2015-07-29) | 最終レポートを提出する | 本番のプレゼンテーションをして、相互評価する |
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プレゼンテーションの作成
プレゼンテーションの構成
- レポートは「序論」「本論」「結論」の構成だが、プレゼンテーションは「序論+結論」「本論」「結論」になる
- 「序論+結論」では、結論をごく簡単に説明する(最初に結論を説明することで、話がわかりやすくなる)
- 「本論」では、いくつかの話のまとまりを説明する
- 「結論」では、本論で説明した内容のまとめと、自分の意見や考察を説明する
【例:6枚のスライドで構成されるプレゼンテーションの場合】
1枚目: タイトル用スライド
↓
2枚目: 序論(はじめに)
タイトルに関連する背景の説明(事例やデータの紹介と解説)
↓
3枚目: 序論+結論(本レポートの目的)
問題点の指摘(問題提起)、自分の主張(簡単に説明)
↓
4枚目: 本論(○○について等)
主張についての説明(理由、事例やデータなどの根拠を示す)
自分の意見を示す(事例やデータに基づいて)(結論のための理由その1)
↓
5枚目: 本論(○○について等)
用語や事例の解説、問題点等の解説とそれに対する自分の意見
反対意見を想定し、それに対する対応を説明(結論のための理由その2)
↓
6枚目: 結論(まとめ)
本論で書いた内容のまとめ(各スライドの内容を1行程度)、
自分の主張をはっきりと説明し、また提案があれば示す
スライドの構成と分量
- スライドを作成するときには、1枚のスライドに1つの内容だけ説明する
- スライドを説明する時間は、1枚あたり1分以上が目安(10分間の発表なら10枚程度)
- 説明する内容が多い場合は、切りのいいところで複数のスライドに分ける
- 例えば2枚に分けて説明する場合は、タイトルに「(1/2)」や「(2/2)」と書いておく
スライドの文字と文章
- 原則として、フォントはゴシック体(角ばったフォント)を使用する
- 文字は大きく書く(最低でも、20ポイント以上の文字サイズ)
- 文章は、1行程度に簡潔にまとめる(細かく書きすぎずにポイントをまとめる)
- 文体は「である体」で、読点(。)は使わない、体言止めも使う
口頭発表
口頭発表のポイント
- 特定の人だけに視線を向けないで、まんべんなく視線を動かす
- 無駄な動きや腕組み・後ろでなどはせず、うまく身振りでも表現をする
- 1枚のスライドでしゃべる時間は、1分程度(目安として)
- 聞き取りやすいようにはっきり話す
- 早口にならず、ゆっくり目に話したり、適当に間を空けたりする
- 声に強弱をつけたり、特定の言葉を繰り返して、強調したいところにメリハリをつける
発表する側への注意
自分のレポートをもとに、プレゼンテーションをしてもらいます。
- 時間配分:発表5分、質疑応答2分
- 発表に使ったプレゼンテーションの資料は印刷すること(4部印刷)
- 発表に使ったプレゼンテーションのファイルは、提出すること
- 発表と質疑応答が終わったら、チェックシート(発表者用)にチェックをすること
発表を聞く側への注意
- ひとつの発表につき、最低1つ質問をすること(評価に含める)
- 発表と質疑応答が終わったら、チェックシート(聴き手用)にチェックをすること
プレゼンテーションの提出と口頭発表
添削したレポートを清書をもとに、プレゼンテーションを作成する。
- 提出日:2015年7月29日(水) 授業開始まで(時間厳守)
- 第15回の授業で発表する(持ち時間5分+質疑応答2分)
- PowerPointのスライドを作っておくこと
- 発表練習を事前に十分しておくこと
参考文献
- 藤田哲也編著「大学基礎講座 改増版」, 北大路書房(2006.03)
- 南田勝也・矢田部圭介・山下玲子「ゼミで学ぶスタディスキル」, 北樹出版 (2011.04)
- 学習技術研究会編著「知へのステップ 第3版」, くろしお出版 (2011.03)
- 中澤務・森貴史・本村康哲編「知のナヴィゲーター」, くろしお出版 (2007.04)
- 石坂春秋「レポート・論文・プレゼン スキルズ」, くろしお出版 (2003.03).
- 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).