TITLE:第7回「情報倫理(2)」 *第7回「情報倫理(2)」 [#dcd5711c] 今回は、参考文献の「インターネットの光と影 Ver.4」から、 第5章「インターネットと教育」を扱います。 5.4節の「有害情報をフィルタリング」の内容を読んで、 フィルタリング機能についての小レポート(調査報告レポート)を作成するための、 情報収集に取り組みます。 **インターネット上での情報収集(新聞雑誌の記事) [#ne969e8a] 一部の新聞社や雑誌出版社の過去の記事については、 大学が契約している、オンライン・データベースが利用できます。 なお、有料サービスのため同時アクセス数が制限される場合もあるので、 利用する際には注意してください。 +新聞・報道各社 --朝日新聞(http://www.asahi.com/ ) --読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/ ) --毎日jp(毎日新聞:http://mainichi.jp/ ) --MSN産経ニュース(産経新聞:http://sankei.jp.msn.com/ ) --47NEWS(全国52の新聞社、共同通信社:http://www.47news.jp/ ) --神戸新聞NEWS(神戸新聞:http://www.kobe-np.co.jp/ ) +新聞・雑誌記事検索 --聞蔵IIビジュアル(朝日新聞:http://database.asahi.com/library2/ ) --日経BP記事検索サービス(日経BP社:http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/ ) --ジャパンナレッジ・プラス(ネットアドバンス:http://www.jkn21.com/top/corpdisplay) **参考文献の示し方(基礎ゼミIの資料より一部抽出) [#he63179d] レポートや論文を書くときに、 参考にしたり直接引用した資料・文献があれば、 その出典(情報の出所)を「''参考文献''」や「''参考資料''」として、 リストアップしておきます。 なお、参考文献として示すのに必要な情報は、 書籍の場合は奥付(巻末の著者・出版社などの情報が書かれた部分)に、 論文や記事の場合は余白部分などに書かれています。 +単行本(単著、共著) --書式:著者名(出版年)『書名』,出版社. ---例:増田直紀・今野紀雄 (2005)『複雑ネットワークの科学』,産業図書. +単行本(編著) --書式:編著者(出版年)『書名』,出版社。 ---例:佐藤嘉倫・平松闊編 (2005) 『ネットワーク・ダイナミクス』,勁草書房. +インターネット上の情報 --書式:著者名または発行者名「ウェブページの題名」,URL(参照 閲覧した西暦での日付). ---例:総務省情報通信政策局「平成21年度 情報通信白書」,http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h21/index.html (参照 2010年6月9日). +新聞・雑誌の記事 --掲載紙(紙)名(発行年)「記事の題名」発行日時 朝刊・夕刊と面数. ---例:朝日新聞 (2011) 「大阪駅、iPadでご案内 コンシェルジュ常駐」2011年4月28日 夕刊12面. 参考文献のリストを書くときには、次のことに注意してください。 -複数の参考文献を書くときは、著者名の名字のアルファベット順に並べる --引用した順に並べる場合もある -参考文献の示し方は、分野や年代によって違いがあるので注意すること(ただし、書く項目はほぼ同じ) **レポートで正確な文章を書く(基礎ゼミIの資料より一部抽出) [#j66f9d3a] -文体は「である体」で書く --普段の生活で使う「です・ます体」は使わない -主語と述語の関係を明確にする --「こそあど」言葉(指示代名詞)を多用しない、体言止めは使わない -文章の長さは短めにする --読点(、)が少ない文章で、あいまいな表現を避ける -読点(、)は、動詞を含む部分が2つ以上ある場合は、その間に打つ --読点で文章の意味をキチンと区切る -数字の書き方を統一する --アラビア数字(1、2、3、…)なら半角文字で書く -用語や名称は統一し、むやみに省略して書かない **宿題(次回のゼミで提出) [#seaf1ac6] 5.4節の「有害情報をフィルタリング」の内容を読んで、 小レポート(調査報告レポート)を作成しなさい。 題名(テーマ)は、「''携帯電話でのフィルタリング機能の利用について''」です。 様式と内容、提出方法は次のとおりです。 -様式 --用紙はA4サイズで、枚数は2枚まで --文字サイズは、10.5〜11ポイント程度(1ページの行数は35〜37行程度) --そのほかは、レポートのサンプル(別紙)を参照すること -内容(全体の構成) --1. フィルタリング機能とは --2. フィルタリング機能を利用する際の利点 --3. フィルタリング機能を利用に関する問題点 --3. フィルタリング機能の利用に関する問題点 --4. まとめ --参考資料 -提出方法 --期限は、次回のゼミ(11月16日)まで(厳守) --レポートが複数枚の場合は、重ねて、左上をホッチキスで止める **参考文献 [#z2decf3c] -情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ編「インターネットの光と影 Ver.4」, 北大路出版 (2010.01). -中澤務・森貴史・本村康哲編「知のナヴィゲーター」, くろしお出版 (2007.04) -南田勝也・矢田部圭介・山下玲子「ゼミで学ぶスタディスキル」, 北樹出版 (2011.04) |