TITLE:第1回 「オリエンテーション」 *第1回 「オリエンテーション」 [#x9095461] **全体での説明 [#l226b342] -各担当者からのゼミ内容の説明(ひとり3分程度) -学生の各ゼミへの割り振り **ゼミの進め方 [#s6311677] 【全体】は授業全体で、【毎回】は授業の回ごとに、次のような内容をする予定です。 -【全体】大学での学習のための基礎知識と学習スキルを習得する --レポートの書き方、文献の探し方、、ディスカッション(議論)、プレゼンテーション -【全体】発表や意見交換して、テーマに関する知識や意識を深めたり、問題点や課題を見つけ出す -【全体】テーマやゼミ活動について疑問・質問があれば、ゼミ全体で考える -【毎回】あるトピックについて、資料や情報を調べて、その解説や自分の意見を発表する(数名で分担) -【毎回】発表された内容をもとに、質問や意見交換をする(最低1回以上は発言する) -【毎回】その日のゼミで学習したこと・気付いたことを、レポート形式でまとめる **全体のテーマについての基礎知識 [#z6ed788a] ***情報倫理 [#p696b850] -情報化社会の現状 --インターネットが生活の一部に:携帯電話の契約数は1億以上(2007年末) --インターネットが既存のメディアに迫っている(例:広告効果は、テレビや新聞に次ぐ) --情報化社会には、光の面(メリット、良い点等)と影の面(デメリット、問題点等)の両方があることを意識することが、もっとも大事 -光の側面 --総表現者社会:ブログなどで誰もが情報を発信できる --群衆の叡智:個々の人々が持っている知識を集約できる(ウィキペディア) --知識の高速道路:誰もが手軽に専門知識を得たり専門スキルを修得できる -影の側面 --精神的な被害:情報漏えい、誹謗中傷、有害情報、迷惑メールなど --経済的な被害:知的所有権の侵害、売買のトラブルなど --犯罪による被害:名誉毀損、違法部宇野販売、詐欺、コンピュータウィルスなど -情報化社会を支える三本柱 --技術:情報技術による対策(フィルタリング、バイオメトリックス:生体認識、等) --規制:法律の整備(不正アクセス禁止法など)、警察や民間によるネットの監視 --倫理:個人の自覚・自律を高める(情報教育、啓蒙活動) ***参考文献 [#z2decf3c] -情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ編「インターネットの光と影 Ver.4」, 北大路出版 (2010). -情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ「インターネット社会を生きるための情報倫理 2010」, 実教出版 (2009). //-梅田望夫「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書 687), 筑摩書房 (2007.11) **次回以降 [#ta2b0a72] -第2回(10月6日) --情報モラル全体について(1) --関連情報や文献の調査方法 -第3回(10月13日) --情報モラル全体について(2) --レポートの書き方 -第4回(10月20日) --情報モラル全体について(3) --発表のしかた、質問や意見交換のしかた |