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基礎ゼミ - 2015zemi1/4th のバックアップ(No.4)

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  • 2015zemi1/4th へ行く。
    • 1 (2015-04-24 (金) 12:59:21)
    • 2 (2015-04-24 (金) 14:02:11)
    • 3 (2015-04-24 (金) 15:24:54)
    • 4 (2015-04-24 (金) 17:23:41)

第4回 資料の収集(2)

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前回の復習:資料の収集(1)

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大学図書館の利用

実際に図書館へ行って、「図書館ツアー」に参加し、図書館の利用について説明を受けました。

  • 兵庫大学図書館: http://media.hyogo-dai.ac.jp/lib/
  • 兵庫大学 OPAC(オンライン蔵書目録): http://harmonis.lib.hyogo-dai.ac.jp/mylimedio/

大学図書館のサービスには、次のようなものがあります。公立の図書館とほぼ同じ内容です。

  • 資料の貸出
  • レファレンス・サービス(「調べもの、探しもの、お手伝いします」)
  • コピー・サービス
  • 他大学の図書館などの利用
    • 閲覧:他大学の図書館を利用できるように「閲覧依頼書」を発行
    • 複写:文献のコピーを取り寄せる
    • 借用:文献そのものを借りる
  • 購入リクエスト
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図書館での資料の分類

  • 日本十進分類法(NDC : Nippon Decimal Classification)
    • 資料の背に張られたシールに書かれている番号
    • 資料のテーマ(主題、分野)ごとに分かれている
      (例)芸術→スポーツ、体育→球技 : 「783」
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資料や情報の収集への取り組み方

  1. テーマに関する全般的な知識や動向を調べる
  2. テーマに関する基礎的な知識や専門用語などを調べる
  3. テーマに関する最新の知識や動向を調べる
  4. テーマに関連する他の分野の知識や情報を調べる

調べ出した資料や情報は、メモしたり、コピーまたは印刷して、 記録として残して整理しましょう。

  • 文献などの資料:コピーをしたり、「文献メモ」を作成しておく
  • ネット上の情報:印刷したり、ブラウザの「お気に入り」に追加しておく
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資料の種類(前回の復習)

  • 参考図書(レファレンス・ブック):辞書、事典、百科事典、年鑑、統計資料、白書、文献目録
  • 新聞:一般紙(全国紙、地方紙)、スポーツ紙・レジャー紙、専門誌、業界紙、機関紙、広報紙
  • 図書/単行本:文庫本、新書、専門書など
  • 雑誌、逐次刊行物(定期刊行物):一般雑誌(月刊誌、週刊誌など)、学術雑誌(学術雑誌、論文誌、講演論文集、学術定期刊行物など)
  • インターネット上の情報:マスコミ(新聞やテレビなど報道機関)のサイト、行政(政府や自治体)、企業・各種団体のサイト、まとめサイト、個人のサイト(日記、ブログなど)
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インターネットで資料を探す

大学図書館のサイトから利用できるものもありますから、チェックしておきましょう。 なお、有料サービスのため同時アクセス数が制限されれているものもあります。

実際にいくつかのサービスにアクセスしてみましょう。

  1. 全国のOPAC(蔵書カタログ)の検索
    • 大学のOPAC(兵庫大学:http://media.hyogo-dai.ac.jp/lib/ )
    • Webcat plus(国立情報学研究所:http://webcatplus.nii.ac.jp/ )
    • NDL-OPAC(国立国会図書館:http://opac.ndl.go.jp/ )
    • カーリル(日本最大の図書館検索サイト:http://calil.jp/)
  2. 学術論文の題目・著者・本文などを検索
    • CiNii Articles(国立情報学研究所:http://ci.nii.ac.jp/ )
    • Google Scholar(Google:http://scholar.google.co.jp/ )
  3. 電子ジャーナル
    • J-STAGE(科学技術振興機構:http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja )
    • ScienceDirect (エルゼビア:http://www.sciencedirect.com/ )
    • 医中誌Web(医学中央雑誌刊行会:http://login.jamas.or.jp/)
  4. 白書、統計資料など
    • e-Stat 政府統計の総合窓口(総務省 統計局:http://www.e-stat.go.jp/ )

資料を探すときに一番手っ取り早いのは「知っている人に聞くこと」ですが、 自分でできることも多くあります。 資料や情報を探すときに、心がけることや、工夫するとよいことを考えてみましょう。

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資料としての情報の鮮度・信頼性

  • 鮮 度:インターネット>新聞>学術雑誌>図書>参考図書
  • 信頼性:インターネット<新聞<学術雑誌<図書≒参考図書
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アイデアを広げてまとめる

たくさんのアイデア(発想)や考えを広げたり(発散)、 引き出したアイデアを整理したり系統だててまとめたりする(収束)、 発想を支援する方法を実際にやってましょう。

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マインドマップ

イラストを取り入れながら、 頭の中のイメージを紙の上に広げていく思考技術に、 「マインドマップ」があります。

マインドマップのポイントは、 1つのテーマについて連想して思い浮かんだことを、 短い言葉や絵でそのまま紙に書きだして、 枝が放射状に伸びていくように、次々と広げていくことです。

  1. 多色ペン(色鉛筆やボールペンも可)と横長の大きめの紙(A4サイズ以上)を用意する。
  2. 紙の真ん中に、テーマを代表するようなイメージやキーワードを描く。色は3色以上使う。
  3. 真ん中のイメージから太い枝を伸ばすように何本か描く。それぞれの枝には真ん中のイメージから連想されるキーワードやイメージを1つ描く
  4. 伸ばした太い枝の先から、さらに枝を何本か伸ばす。元の枝のイメージに関連するキーワードやイメージを自由に描く。枝の先から新たな枝をつなげて伸ばしながら、木の枝のようにのように広げていく。伸ばすたびに枝はだんだん細くなる。
  5. 離れた枝にあるイメージがお互いに関連があるようなら、線でつないだり、ひとまとまりの枝を枠(雲型)で囲む。
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ブレインストーミング(ブレスト)

引き出されるアイデアの「質」よりも「量」に重点をおいて、 短時間で、場合によっては多人数でアイデアを引き出す手法を、 プレインストーミングといいます。

引き出す時のポイントは、 「質より量」「突飛さを歓迎」「ネガティブな判断はあとで」「他の人に便乗」などがあります。

  1. 与えられたテーマについて思いついたことを、カードや大型のポストイットに、1枚につき1件書く
    • 「最低一人○件以上」という条件をつけるとよい
  2. 全員のカードやポスイットを、壁や模造紙などに張って、簡単に説明する
  3. 説明に対してはポジティブに反応し、反対意見がある場合は新しいアイデアとして提案する
  4. 他のひとの意見やアイデアを参考にして、新しいアイデアを出してもよい
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アイデアを整理してまとめる(KJ法、親和法)

引き出したアイデアは玉石混淆の状態です。 そのたくさんのアイデアを整理して、アイデア間の隠れた共通の概念や構造をあきらかにするのが、「KJ法」です。 (川喜田二郎「発想法―創造性開発のために」中公新書, 1967)

  1. ブレストなどで引き出したアイデアを一覧できるようにする
  2. アイデアの意味や特徴を確認しながら、似ているものを集める
  3. 集められたカードやポストイットのグループに、名前を付ける
  4. グループに分けたアイデアを参考に、グループごとや全体について、最初からの作業を何回か繰り返す
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課題

  1. 自分が興味のあるテーマについて、キーワードを複数考えて、そのキーワードを使って、CiNii か Google Scholar で検索してください。
    検索結果から「内容が気になる学術論文」をを3編選んで、ワークシートに参考文献リストとしてまとめてください。
  2. 自分の地元を紹介するマインドマップを作成してください。
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参考文献

  • 向後千春「スタディスキル【2014年度版】」, 早稲田大学人間科学学術院向後研究室 (2014.03)
  • 学習技術研究会編著「知へのステップ 第4版」, くろしお出版 (2015.04)
  • 専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04).
  • 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).
  • トニー・ブザン,バリー・ブザン著,神田昌典訳「ザ・マインドマップ」, ダイアモンド社 (2005.11).
  • 森時彦, ファシリテーターの道具研究会「ファシリテーターの道具箱」, ダイアモンド社 (2008.03).
  • 石井力重「アイデア・スイッチ」, 日本実業出版社 (2009.07).

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