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基礎ゼミ - 2008/4th のバックアップ(No.4)

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  • 2008/4th へ行く。
    • 1 (2008-05-05 (月) 09:16:22)
    • 2 (2008-05-06 (火) 10:32:35)
    • 3 (2008-05-06 (火) 12:16:10)
    • 4 (2008-05-06 (火) 13:29:42)
    • 5 (2008-05-06 (火) 14:29:56)
    • 6 (2008-05-06 (火) 15:59:58)

第4回 「学習活動の基礎的知識(1)」

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問題意識から研究課題へ

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オープニング

  • 提出: 「インターネット社会を生きるための情報倫理 2008年版」の感想
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レポートを書く(基礎編)

  • 感想文は、自分の気持ちや感情を書き表したもの(主観的な見方)
  • レポートとは、「調査や研究の結果わかった『事実』と、それに基づく自分の『意見』をまとめたもの
    • 事実:内容が本当かどうか(真か偽か)客観的に確かめられる文
    • 意見:書き手の考え(判断、推測)をあらわした文(客観的な事実に基づく)
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表紙のレイアウト

  • 担当教員名
  • 開講曜日・時限
  • 「授業名」レポート
    • レポートのテーマ名(必要であれば)
  • 提出日
  • 学部・学科名
  • 学籍番号、氏名
    (表紙の例)
      担当教員:河野 稔
      水曜日 1時限
      「基礎ゼミ?」レポート
    
      2008年5月7日(水)提出
    
    
      健康科学部 健康システム学科
         H2081000  兵庫 太郎
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レポート作成と提出時の注意

  • 指定された提出日と時間は、必ず守る
  • 書式などが指定されている場合は、必ず守る
  • 用紙は、とくに指定がなければA4サイズのレポート用紙(ルーズリーフは避ける)
  • 複数枚のレポートは、左上を1か所、または左側を2か所、ホッチキスで止める
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正確な文章を書く

  • 文体は「である体」で書く
    • 普段の生活で使う「です・ます体」は使わない
  • 主語と述語の関係を明確にする
    • 「こそあど」言葉(指示代名詞)を多用しない、体言止めは使わない
  • 文章の長さは短めにする
    • 読点(、)が少ない文章で、あいまいな表現を避ける
  • 読点(、)は、動詞を含む部分が2つ以上ある場合は、その間に打つ
    • 読点で文章の意味をキチンと区切る
  • 漢字とひらがなを使い分けに注意する
    • 「言う」→「いう」
    • 「〜する時」→「〜するとき」
    • 「所謂」→「いわゆる」
    • 「故に」→「ゆえに」
    • 「時々」→「ときどき」
    • ○「いう」、×「ゆう」
    • ○「とおり」、×「とうり」
  • 接続詞を正しく使う
    • 結果・帰結:ので、から、だから、したがって、と、それで、すると
    • 逆説・対照:しかし、けれども、のに、ても、ところが
    • 追加・累加:たり、そして、また、なお、ところが
    • 言換・例示:つまり、すなわち、要するに、たとえば
    • 理由・補足:なぜなら、というのは、、ただし、最も
    • 話題の転換:さて、ところで
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レポートの構成

たいていのレポートは「序論」「本論」「結論」の三部構成になっている。

  • 序論 「読む人に向けて、これから何について、なぜ書こうとするのかを知ってもらう」
    • 背景の説明:前提なる知識や事実を紹介
    • 問題の提起:そのテーマのどこに問題点・疑問点を見つけたのか
    • 目的の提示:何を明らかにするのか
  • 本論 「問題提起したことへの答えを出す」
    • 事実の提示:事実を明らかにする(複数の)
    • 意見の提示:事実に基づく意見を述べる
    • 最終的な主張の提示
  • 結論 「全体を通しての主張をまとめる」
    • 全体のまとめ:これまで述べてきたことを整理し、最終的な主張の妥当性を確認してもらう
    • 評価と展望:成果について客観的に評価し、今後どのように発展させるか
▲ ▼

文献を読む―クリティカル・リーディング(批判的読解)―

本を読むときの態度は、次の二通り。

  • 速読:内容全体をさっとと見通して、その後にその文献での主張を把握し、評価する
  • 精読:ノートを取りながらひとつひとつの文章、論理をじっくりと正確に読み取る
▲ ▼

要約をする

正確に読めているか確認するために、 要点だけを押さえた「要約」を作る。

自分で勝手に意味をつけたり、 でたらめで適当な解釈をしてはいけない。

要約の過程で、補助的・補足的なことは取り除いて、中心となる部分だけを論理的にまとめる。

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段落の役割に注目する

ひとつの段落には、ひとつの意味や大事な点が書かれている。

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キーワードを見つける

ひとつの段落、節、章のなかで、繰り返し出てくる語句

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疑問・反論・同論を書きとめる

文献に書かれた内容について、 その正しさを自分で論理的に検証し、 場合によってはそれに対して説得力のある異論を唱える

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書評(クリティカル・レビュー)を書く

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参考文献

  • 学習技術研究会編著「知へのステップ 改訂版」, くろしお出版 (2006.10)
  • 専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04).
  • 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).
  • 小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04).

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