TITLE:第2回 「学習活動における基礎的知識と学習スキル」 *第2回 「学習活動における基礎的知識と学習スキル」 [#h1019ef5] **【前半】図書館の利用 [#g84cb740] 実際に図書館へ行って、図書館の利用について説明を受けます。 -兵庫大学付属図書館: http://media.hyogo-dai.ac.jp/lib/ --OPAC: http://harmonis.lib.hyogo-dai.ac.jp/limedio/index-j.html (学内のみ) キャンパスガイドの106〜112ページも参照のこと。 **学習活動とは [#y1058d2f] ***図書館のサービスの利用 [#ya221de2] -資料の貸出 -レファレンス・サービス -コピー・サービス -他大学の図書館などの利用 --閲覧:他大学の図書館を利用できるように「閲覧依頼書」を発行 --複写:文献のコピーを取り寄せる --借用:文献そのものを借りる -購入要求 ***図書館での資料の分類 [#f476ce7e] -日本十進分類法(NDC : Nippon Decimal Classification) --資料の背に張られたシールに書かれている番号 **ノートテイキング(ノートの作り方) [#c7c0eac9] ノートの書き方・使い方は、教えてもらったからといって、 最初からうまくいくものではありません。 上手にノートを取る人のマネをしたり、 自分なりに試行錯誤を繰り返しながら、 少しずつ「''自分にとって役に立つ''」ノートの作り方を自分のものにしてください。 ***ノートを活用するには? [#tb4dd263] -授業内容を再現できるように:板書をそのまま写すのではなくポイントを押さえる -キーワードや要点を逃さない:一言一句書き取っていては聞き逃す -授業内容を立体的にとらえる:記号や矢印、イラストなどをうまく使う -余白を多くつくって活用する:追加情報を記入する場所をあらかじめ用意しておく **宿題 [#e272478f] -次回までに、配布されたテキストを「ひととおり」読んでおくこと --次回の授業の最初で、感想、どの内容に興味を持ったかを、各自、話してもらいます -次回までに、図書館でもらった資料とキャンパスガイドの「図書館利用の手引き」(106〜112ページ)を読んでおくこと --次回の授業の最初で、各自にいくつか質問をするので、答えられるようにしておくこと ***授業のタイプ別のノートの取り方 [#hc86e079] -インプット(知識説明)型授業 --復習を重視し、キーワードや要約を書く余白をあらかじめ作る&br;(例:コーネル大学式ノート) -アウトプット(問題演習)型授業 --予習を重視し、自分の考えや調べたことと模範解答を比べられるようにする ノートを活用するには、''定期的にノートを読み返す''ことが一番重要です。 ただし、授業の後や試験の前にノートを清書するのは、二度手間になってしまいます。 次の授業前やしばらくして(数週間とか)読み返して、 授業を思い出せるように、''丁寧に書く''ことをおススメします。 ***文房具の利用 [#n8e302d0] -筆記用具 --ボールペン:速記に便利、3色ボールペンで情報を分類 --蛍光ペン:キーワードを中心に、コピーしても写らない --ただし何色も使えばいいわけではない:色で重要度や情報の意味を使い分ける -付箋の活用 --いろんな付箋:サイズ(大・中・小)、素材(紙、透明フィルム) --読書ときの目印:気に入ったフレーズに張る、疑問に思ったところに張る --メモや情報の整理に:大きめの付箋に書く、後でグループにまとめる ***参考文献 [#zf128919] -齋藤孝「三色ボールペン情報活用術」(角川oneテーマ21 B-43), 角川書店 (2003.06). -田村仁人「アタマが良くなる合格ノート術」, ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007.04). -堀公俊, 加藤彰「ファシリテーション・グラフィック」, 日本経済新聞社 (2006.09). -太田あや「[[東大合格生のノートはかならず美しい>http://www.amazon.co.jp/dp/4163706208/]]」, 文藝春秋 (2008.09). |