第2回 「学習活動における基礎的知識と学習スキル」
メンバー紹介
- 担当者: 河野 稔(かわの みのる)健康システム学科 講師
- ゼミ生
- H2091008
- H2091011
- H2091012
- H2091014
- H2091019
- H2091022
- H2091028
ゼミの進め方
【全体】は授業全体で、【毎回】は授業の回ごとに、次のような内容をする予定です。
- 【全体】テーマに沿って自由に意見を出しあって、問題点や課題を見つけ出す
- 【全体】大学での学習のための基礎知識と学習スキルを習得する
- ノートの取り方、文書表現、レポートの書き方、文献の探し方、プレゼンテーション
- 【全体】テーマやゼミ活動について疑問・質問があれば、ゼミ全体で考える
- 【毎回】ゼミまでの1週間で気になったこと・考えたこと等をコメントする(数分程度)
- 【毎回】ゼミ活動の進捗状況を報告する(数分程度)
ゼミのテーマの基礎知識
情報モラル:情報化社会の光と影
- 情報化社会の現状
- インターネットが生活の一部に:携帯電話の契約数は1億以上(2007年末)
- インターネットが既存のメディアに迫っている(例:広告効果は、テレビや新聞に次ぐ)
- 光の側面
- 総表現者社会:ブログなどで誰もが情報を発信できる
- 群衆の叡智:個々の人々が持っている知識を集約できる(ウィキペディア)
- 知識の高速道路:誰もが手軽に専門知識を得たり専門スキルを修得できる
- 影の側面
- 精神的な被害:情報漏えい、誹謗中傷、有害情報、迷惑メールなど
- 経済的な被害:知的所有権の侵害、売買のトラブルなど
- 犯罪による被害:名誉毀損、違法部宇野販売、詐欺、コンピュータウィルスなど
- 情報化社会を支える三本柱
- 技術:情報技術による対策(フィルタリング、バイオメトリックス:生体認識、等)
- 規制:法律の整備(不正アクセス禁止法など)、警察や民間によるネットの監視
- 倫理:個人の自覚・自律を高める(情報教育、啓蒙活動)
参考文献
- 情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ「インターネット社会を生きるための情報倫理 2008年版」, 実教出版 (2007.10).
- 情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ編「インターネットの光と影 Ver.3」, 北大路出版 (2006.02).
- 梅田望夫「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書 687), 筑摩書房 (2007.11)
前半:図書館の利用
実際に図書館へ行って、図書館の利用について説明を受けます。
キャンパスガイドの106〜112ページも参照のこと。
図書館のサービスの利用
- 資料の貸出
- レファレンス・サービス
- コピー・サービス
- 他大学の図書館などの利用
- 閲覧:他大学の図書館を利用できるように「閲覧依頼書」を発行
- 複写:文献のコピーを取り寄せる
- 借用:文献そのものを借りる
- 購入要求
図書館での資料の分類
- 日本十進分類法(NDC : Nippon Decimal Classification)
宿題
- 次回までに、配布されたテキストを「ひととおり」読んでおくこと
- 次回の授業の最初で、感想、どの内容に興味を持ったかを、各自、話してもらいます
- 次回までに、図書館でもらった資料とキャンパスガイドの「図書館利用の手引き」(106〜112ページ)を読んでおくこと
- 次回の授業の最初で、各自にいくつか質問をするので、答えられるようにしておくこと