第9回「演習課題への挑戦(2)」
これまでのゼミの資料は、次のサイトに公開されています。
印刷した資料が必要な場合は、サイトからプリントアウトしてください。
次回からは、自分でテーマを見つけて、レポートを書き、
発表する練習を始めます。
インターネットを利用して関連資料を探す
資料探しへの取り組み方
- テーマに関する全体的な知識や動向を調べる
- テーマに関する基礎的な知識や専門用語などを調べる
- テーマに関する最新の知識や動向を調べる
- テーマに関連する他の分野の知識や情報を調べる
探した情報は、どこにある情報かを記録して、コピーまたは印刷して保存しておきましょう。
- ネット上の情報は「お気に入り」に追加しておき、印刷もする
- 図書・文献は、コピーをしたり「文献メモ」を作成しておく
ネットを使って探す(公的情報源、白書、統計資料など)
ネットを使って探す(専門に関する情報)
ネットを使って探す(文献情報など)
- 文献の題目・著者・本文などで検索
- OPAC(蔵書カタログ)の検索
- 電子ジャーナル
アイデアをひき出す・整理する
自分でアイデアをひきだす(マインドマップ)
- 大きめの紙と多色ペン(多色のボールペンも可)を用意する
- テーマに関連する概念の中心となるキーワードやイメージの図を、紙の中央に描く
- 中央のキーワードやイメージから放射状に、関連するキーワードやイメージを(ある程度自由に)繋げながら描いていく
- 気がついたことや思いついたアイデアを、樹の枝のように伸ばしながら、発想を展開していく
- 離れた枝にあるキーワード同士に関連性があれば線でつないだり、ひとまとまりの枝を枠(雲型)で囲む
自分でアイデアを整理する(KJ法、親和法)
- ブレストをして出てきたアイデア全部を一覧できるようにする
- アイデアの意味や特徴を確認しながら、似ているものを集める
- 集められたカードやポストイットのグループに、名前を付ける
- グループに分けたアイデアを参考に、グループごとや全体について、最初からの作業を何回か繰り返す
皆でアイデアをひき出す(ブレインストーミング:ブレスト)
- 与えられたテーマについて思いついたことを、カードや大型のポストイットに、1枚につき1件書く
- 全員のカードやポスイットを、壁や模造紙などに張って、簡単に説明する
- 説明に対してはポジティブに反応し、反対意見がある場合は新しいアイデアとして提案する
- 他のひとの意見やアイデアを参考にして、新しいアイデアを出してもよい
参考文献
- 石坂春秋「レポート・論文・プレゼン スキルズ」, くろしお出版 (2003.03).
- 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).
- 小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04).
- 河野哲也「レポート・論文の書き方入門 第3版」, 慶応義塾大学出版会 (2002.12).
- 森時彦, ファシリテーターの道具研究会「ファシリテーターの道具箱」, ダイアモンド社 (2008.03).
- 石井力重「アイデア・スイッチ」, 日本実業出版社 (2009.07).
宿題
- 前回の授業で、大学の図書館から借りた本の「書評」を書く
- 貸出期間は14日間なので、図書館カウンターで「継続」の手続きをすること!
- 使用する紙のサイズは、A4サイズ
- 手書きでも、ワープロで印刷したものでもよい