TITLE:第7回 著作権についての勉強(1) *新聞記事を活用したトレーニング/著作権について [#dcd5711c] **新聞記事を活用したトレーニング [#jd57257c] ひきつづき、 新聞記事を活用した「''メディアリテラシー''」のトレーニングをします。 ***トレーニングの内容 [#vbcce933] +ステップ1 : 新聞から記事を選びだす --好きな記事、または、ゼミで指定されたテーマやキーワードを含む記事を選ぶ +ステップ2 : その記事を切り抜き、ワークシートに貼る --配布するワークシートに、切り抜いた記事(またはコピー)を貼りつける +ステップ3 : 記事の重要なポイントとそれに対する意見を、ワークシートに書く --ワークシートを活用して、その記事が伝えたいこと、自分が選んだ理由、感想、意見などをまとめる +ステップ4 : 記事の内容とそれに対する自分のコメントを発表する --30秒から1分程度で、ワークシートにまとめた内容をプレゼンテーションする +ステップ5 : 全員でディスカッションする --プレゼンの評価シートを活用して、発表した内容をもとに、ディスカッション(討議)をする ***トレーニングの注意点 [#babb4a7f] -ステップ3 : 記事の重要なポイントとそれに対する意見を、ワークシートに書く --記事の重要なポイントを、メインメッセージ(記事が伝えたいこと)、補足情報(背景、具体例など)、影響や意義など、3つのポイントにまとめる --記事に対するコメントは、記事を選んだ理由、読んだ感想、記事に対する自分の意見やどうあるべきか(定義)などをまとめる -ステップ4 : 記事の内容とそれに対する自分の意見をプレゼンする --ワークシートに書いた内容を、順序良くてきぱきと、制限時間内に説明する --書いたことをただ読み上げるだけではなく、自分の言葉でうまくまとめる > 今回は、1つのプレゼンは45秒で行う! < --メインメッセージ→補足情報→影響・意義→自分の意見の順で話すと良い -ステップ5 : 全員でディスカッションする --聞く側の人は、聞いている間にコメントを用意して、発表の後に意見をいう --記事の詳しい内容や意味がわからない用語などの意味を質問してもよい ***トレーニングのながれ [#b9212fae] 時間があれば、プレゼンとディスカッションを、次のようなやり方で行います。 +グループを作って、お互いに発表しあう --発表の後は、聞き手側がコメントをしながら、ディスカッションをする --ディスカッションのあと、発表側も聞き手側も、評価シートに書き込む +グループで1名代表者を決める --もっとも発表が良かった人を1人選出する --他の人は発表がよりよくなるようにアドバイスをする +グループの代表者同士が記事のプレゼンをする --全員でディスカッションをする ***参考文献 [#z2decf3c] -齋藤孝「新聞で学力を伸ばす」(朝日新書 249), 朝日新聞出版 (2010.08). **著作権についての勉強 [#kcd5181f] ゼミ活動の成果物として、学生生活で著作権について注意することを、 パンフレット形式にまとめることにします。 まずは、著作権に関する勉強からはじめます。 ***関連サイト [#e5207cc8] -官公庁 --文化庁|著作権 &br; http://www.bunka.go.jp/chosakuken/index.html --国立国会図書館 &br; http://www.ndl.go.jp/jp/service/copy/copyright.html > 国立国会図書館をはじめとする、図書館での複写サービスと著作権についての説明があります。 < -関係団体(一部を紹介) --社団法人 著作権情報センター(CRIC) &br; http://www.cric.or.jp/ > 著作権全般に関する啓発・普及活動や、著作権に関する資料の保存などをしています。著作権に関するQ&Aやデータベースもあります。 < --社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS) &br; http://www2.accsjp.or.jp/ > デジタル著作物の権利保護や著作権に関する啓発・普及活動などの情報や資料があります。 < --一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC) &br; http://www.jasrac.or.jp/ > 国内外の音楽作品の著作権を管理しています。利用者に対して、音楽関係の著作権に関する手続きができる窓口にもなっています。 < ほかにも、小説・脚本、美術作品、写真、デザイン、出版物、雑誌、実演、レコード(CD)、放送、ビデオ、映画など、数多くの著作物に対する管理団体・機関があります。 -関係団体・機関リスト(CRIC)&br; http://www.cric.or.jp/link/link.html |