TITLE:第1回 「オリエンテーション」
*第1回 「オリエンテーション」 [#x9095461]
**担当者について [#a39917a0]
-担当者: 河野 稔(かわの みのる)健康システム学科 講師
--Web: http://arena.hyogo-dai.ac.jp/~kawano/
--E-mail: mkawano@ed.hyogo-dai.ac.jp
-ゼミ生の自己紹介
--簡単な自己紹介と抱負を話してもらいます
**ゼミの進め方 [#ida8490a]
ゼミ(ゼミナール)形式の授業の一番の特徴は、
''少人数でテーマについて資料を購読したり、報告したり、議論をする''ことです。
つまり、講義のように教員からの一方向の学習ではなく、
教員と学生や学生同士の双方向の学習になります。
《全体》は授業全体で、【毎回】は授業の回ごとに、次のような内容をする予定です。
-《全体》大学での学習のための基礎知識と学習スキルを習得する
--ノートの取り方、文献・資料の探し方、文献の要約(書評)、文書の書き方
--レポートの書き方、発表(プレゼンテーション)
-《全体》ゼミの内容について自由に意見を出しあって、問題点や解決策を見つけ出す
-《全体》テーマやゼミ活動について疑問・質問があれば、ゼミ全体で考える
-【毎回】自分が調べたこと/まとめたことを説明/発表する
-【毎回】他の人の説明/発表に質問したり自分の意見を述べる
-【毎回】ゼミ活動の進捗状況を報告する(数分程度)
**このゼミのテーマの基礎知識 [#e30daba5]
***情報モラル:情報化社会の光と影 [#lf786e58]
-情報化社会の現状
--インターネットが生活の一部に:携帯電話の契約数は1億以上(2010年3月末現在)
--インターネットが既存のメディアに迫っている(例:広告効果は、テレビや新聞に次ぐ)
-光の側面
--総表現者社会:ブログ、SNS、Twitterなどで誰もが情報を発信できる
--群衆の叡智:大勢の個人の知識を集約できる(ウィキペディア)
--知識の高速道路:手軽に専門知識を得たり専門スキルを修得できる(無償の場合も)
-影の側面
--精神的な被害:情報漏えい、誹謗中傷、有害情報、迷惑メールなど
--経済的な被害:知的所有権の侵害、売買のトラブルなど
--犯罪による被害:名誉毀損、違法/危険物販売、ネット詐欺、コンピュータウィルスなど
-情報化社会を支える三本柱
--技術:情報技術による対策(フィルタリング、バイオメトリックス:生体認識、等)
--規制:法律の整備(不正アクセス禁止法など)、警察による監視、民間の自主規制
--倫理:個人の自覚・自律を高める(情報教育、啓蒙活動)
***参考文献 [#z2decf3c]
-情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ「インターネット社会を生きるための情報倫理 2010」, 実教出版 (2009.11).
-情報教育学研究会 情報倫理教育研究グループ編「インターネットの光と影 Ver.4」, 北大路出版 (2010.01).
-梅田望夫「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書 687), 筑摩書房 (2007.11)
**次回の予定 [#ea59c1c0]
***「学習活動における基礎的知識と学習スキル」 [#s11550fb]
大学での学習活動において、
どのような知識が欠かせないか、
また必要となるスキル(技能)にはどのようなものがあるかを考えます。
-大学の授業への取り組み方
-ノートの取り方(ノートテイキング)
***準備するもの [#f75e7244]
-キャンパスガイド
-授業のノート(どの授業でもよい)
-自分が「ノートを取るのに役立つ」と思う筆記用具
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