TITLE:第11回 「演習課題への挑戦(4)」 *第11回「演習課題への挑戦(4)」 [#ubae18f0] これまでのゼミの資料は、次のサイトに公開されています。 印刷した資料が必要な場合は、サイトからプリントアウトしてください。 -http://arena.hyogo-dai.ac.jp/~kawano/kisozemi/ -ゼミに関係する書籍などの情報もあります。 **今後のスケジュール [#o790091b] -第11回 (2010-06-30) 「演習課題への挑戦(4)」 <−−−−−−−−−−今ココ --レポートのタイトルを決定し、レポートの方針を決める。 --必要な資料を収集し、レポートを作成する。 -第12回 (2010-07-07) 「学習成果の表現方法について」 --自分のレポートを作成し、添削を受ける。 --自分のレポートについて、プレゼンテーションをレジュメ(下書き)を作成する。 -第13回 (2010-07-14) 「成果の発表(1) 文書や口頭」 --自分のレポートを完成する。 --自分のレポートについて、プレゼンテーションの練習をする。 -第14回 (2010-07-21) 「成果の発表(2) 文書や口頭」 --プレゼンテーションを相互評価する。 --プレゼンテーションの内容を見直す。 -第15回 (2010-07-28) 「成果の発表(3) 文書や口頭」 --自分のレポートについて、最終のプレゼンテーションをする。 **[再掲]レポートを書く(実践編) [#hc93e149] **レポートのタイトル [#fef1100a] ***タイトルの決定から資料の収集へ [#qd79efeb] ***自分のレポートのタイトル [#dfd59781] 後日変更してもかまわないが、事前に相談すること! +問題提起 --テーマについて、社会的な問題点や疑問点などの具体的な事柄、また自分が明らかにしたいと思う事柄を明確にする。&br;(大きすぎるテーマ、専門的すぎるテーマは避ける) +仮説の提示・主張 --それらの事柄への対応策・解決策に関する自分なりの考えを仮説として述べる。 また、調査や研究の方針があれば示す。 +主題(表題)の決定 --問題提起や自分の仮説(主張)をもとに、主張や内容が伝わる、具体的なタイトル(レポートの題目)を考える。 +資料の収集 --問題とした事柄や自分の仮説(主張)を裏付けるような、資料を収集する。 +テーマの再検討 --集めた情報から、テーマを絞り込んだり、考えなおしたり、再検討する |LEFT:|LEFT:450|c |~大まかなテーマ| 「子どもと携帯電話(ケータイ)」または「学校と携帯電話(ケータイ)」| |~具体的なタイトル&br;(疑問文で)|&br;&br;| |~問題提起|&br;&br;| |~自分の主張(結論)|&br;&br;&br;&br;| |~主張の理由&br;(資料などにもとづく根拠)|&br;&br;&br;&br;| **各自のレポートのタイトル [#fef1100a] ***各自のタイトル [#y9c7b308] 後日変更してもかまわないが、事前に相談すること! |100|500|c |~学籍番号|~レポートのタイトル| |~H2101014|&br;&br;| |~H2101019|&br;&br;| |~H2101027|&br;&br;| |~H2101028|&br;&br;| |~H2101032|&br;&br;| |~H2101034|&br;&br;| |~H2101035|&br;&br;| |~H2101036|&br;&br;| **タイトルの決定からレポートの提出までのながれ [#qd79efeb] たとえば、2週間程度で書く場合は、次のようなスケジュールになる +大まかなスケジュールを立てる(1日程度) +主題(タイトル)の決定(5〜6日程度) --資料を集めて整理する(3〜4日程度) --問題提起とそれに対する自分の主張(仮説)の決定(1〜2日程度) --(必要であれば)タイトルの再検討 --全体の構成やアウトライン(骨組)を決める(1日程度) +レポートを執筆する(1週間程度) +レポートを推敲する(1日程度) +レポートを提出する **レポートの構成の例 [#wd15592f] -1. 序論(はじめに、など) --背景の説明、問題提起、自分の主張の提示 -2. 本論 --提起した問題の現状などを説明 --専門用語を解説(必要に応じて) --自分の主張にあった事実・出来事・対策などを説明(必要であれば引用も) --反対意見を想定してみて、それに対する解決策を説明 --自分なりの意見を、論理的に説明 -3. 結論(まとめ、おわりに、考察、など) --全体を通して、自分のをまとめる --具体的な提言や、今後の課題などがあれば述べる -参考文献 --引用した資料や参考にした資料を提示 **[再掲]インターネットを利用して関連資料を探す [#p5f258ff] ***資料探しへの取り組み方 [#m0ce168e] +テーマに関する全体的な知識や動向を調べる +テーマに関する基礎的な知識や専門用語などを調べる +テーマに関する最新の知識や動向を調べる +テーマに関連する他の分野の知識や情報を調べる 探した情報は、どこにある情報かを記録して、コピーまたは印刷して保存しておきましょう。 --ネット上の情報は「お気に入り」に追加しておき、印刷もする --図書・文献は、コピーをしたり「文献メモ」を作成しておく ***ネットを使って探す(公的情報源、白書、統計資料など) [#s065d0c5] -情報通信白書(総務省:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ ) -統計調査結果(e-Gov 電子政府の総合窓口:http://www.e-gov.go.jp/link/statistics.html ) -サイバー犯罪対策(警察庁:http://www.npa.go.jp/cyber/ ) -ハイテク対策(警視庁:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/ ) -情報セキュリティ(情報処理推進機構:http://www.ipa.go.jp/security/ ) -インターネットホットライン連絡協議会 (http://www.iajapan.org/hotline/ ) ***ネットを使って探す(専門に関する情報) [#laf58a93] -INETERNET Watch(インプレス:http://internet.watch.impress.co.jp/ ) -ネット・ウィルス情報(asahi.com:http://www.asahi.com/digital/internet/ ) -ネット&デジタル(YOMIURI ONLINE:http://www.yomiuri.co.jp/net/security/ ) -デジタル(日経トレンディネット:http://trendy.nikkeibp.co.jp/digital/ ) ***ネットを使って探す(文献情報など) [#s3a1c765] -文献の題目・著者・本文などで検索 --CiNii 論文情報ナビゲータ(国立情報学研究所:http://ci.nii.ac.jp/ja ) --Google Scholar(Google:http://scholar.google.co.jp/ ) -OPAC(蔵書カタログ)の検索 --大学のOPAC(兵庫大学:http://arena.hyogo-dai.ac.jp/lib/ ) --Webcat plus(国立情報学研究所:http://webcatplus.nii.ac.jp/ ) --NDL-OPAC(国立国会図書館:http://opac.ndl.go.jp/ ) -電子ジャーナル --J-STAGE(科学技術振興機構:http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja ) --ScienceDirect (エルゼビア:http://www.sciencedirect.com/ ) **参考文献 [#z2decf3c] -学習技術研究会編著「知へのステップ 改訂版」, くろしお出版 (2006.10) -専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04). -佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10). -小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04). -河野哲也「レポート・論文の書き方入門 第3版」, 慶応義塾大学出版会 (2002.12). |