[ ホーム | 一覧 | 検索 | 最終更新 | ヘルプ ] [ 新規 ]

基礎ゼミ - 2009zemi1/7th の変更点

Top > 2009zemi1 > 7th
AND OR
  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
  • 2009zemi1/7th へ行く。

TITLE:第7回 「学習活動の基本スキル(2)」
*第7回 学習活動の基本スキル(2) [#ubae18f0]



**前回の宿題 [#x1099181]
-前々回の授業で、図書館で借りた本の書評を発表する(ひとり5分程度)


**レポートを書く(応用編) [#pfcd62c4]
***レポートの構成 [#uaf05c7f]
たいていのレポートは「''序論''」「''本論''」「''結論''」の三部構成になっている。

-序論 「読む人に向けて、これから何について、なぜ書こうとするのかを知ってもらう」
--背景の説明:前提なる知識や事実を紹介
--問題の提起:そのテーマのどこに問題点・疑問点を見つけたのか
--目的の提示:何を明らかにするのか
-本論 「問題提起したことへの答えを出す」
--事実の提示:事実を明らかにする(複数の)
--意見の提示:事実に基づく意見を述べる
--最終的な主張の提示
-結論 「全体を通しての主張をまとめる」
--全体のまとめ:これまで述べてきたことを整理し、最終的な主張の妥当性を確認してもらう
--評価と展望:成果について客観的に評価し、今後どのように発展させるか


***引用のしかた [#a94e3393]
-「''引用''」とは、レポートや論文で、他の文献の意見や考えを紹介して、自分の意見を明確にする
-引用するときの一番の注意点は、どの部分が引用なのか、それがわかるように書くこと
--''他人の意見を自分の意見のように書く''ことは、いわゆる「盗作」という犯罪になる
-また「引用に自分の意見を語らせない」で、自分の意見を陰陽とは別に書く
-また引用は、必要最低限にとどめる

引用のしかたには、いくつかのやり方があるが、一般的なやり方を説明する。

+要約して引用:必要かつ十分な長さで要約する
+短い引用(2行以内):引用文をカギカッコ(「」)でくくる
#pre{{
安田は、人々から組織の関係をとらえるのに「現象から記号(すなわち)
モデルを投資するような柔軟性を備えなければならない」と述べている。
}}
+長い引用(3行以上):引用文の前後に1行空けて、左側を2〜3文字分字下げする
#pre{{
 安田は、『ネットワーク分析』のなかで、次のように述べている。

   言葉をかえて言うならば、「行為者の行為を、個人的な属性からで
   はなく、その行為者を取り囲むネットワークによって説明する」た
   めの分析をおこなうのが、ネットワーク分析です。

つまり……
}}

なお、2番目と3番目の場合は、
一字一句正確に引用し、
勝手に加筆・訂正してはいけない。



**参考文献の示し方 [#dd239c51]
-引用したり参考にした資料があれば、
その出典(情報の出所)を、
「''参考文献''」として書き出す
-参考文献として示すのに必要な情報は、
奥付(巻末の、著者や出版社、出版地が書かれた部分)にある
-複数の参考文献を書くときは、著者名の五十音順またはアルファベット順に並べる
-参考文献の示し方には、分野や年代によって、いくつかの書き方があることに注意

+単行本(単著、共著)
--書式:著者名『書名』、出版社、出版年(西暦)。
---例:安田雪『実践ネットワーク分析』、新曜社、2001年。
---例:増田直紀、今野紀雄『複雑ネットワークの科学』、産業図書、2005年。
+単行本(編著)
--書式:編著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。
---例:佐藤嘉倫・平松闊編『ネットワーク・ダイナミクス』、勁草書房、2005年。
+翻訳書 
--書式:原著者名『書名』、翻訳者名、出版社、出版年(西暦)。
---例:アルバート=ラズロ・バラバシ『新ネットワーク思考』、青木薫訳、NHK出版、2002年。
+雑誌論文・記事 
--書式:著者名「論文名・記事タイトル」『雑誌名』、巻・号、発行年(西暦)、ページ。
---例:中山洋、大和雅俊、山口正二、玉田和恵、松田稔樹「情報ののぞき見を題材とした情報モラル指導教材へのVRの活用に向けた実験的研究」『教育システム情報学会誌』,
Vol.24 No.1、(2007年)、pp. 26〜34。
+インターネット上の情報 
--書式:著者名または発行者名「文書名」、URL(閲覧日:西暦での日付)。
---例:総務省情報通信政策局「平成19年度 情報通信白書」、http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/ja/h19/index.html(閲覧日:2009年5月20日)。

**参考文献 [#z2decf3c]
-学習技術研究会編著「知へのステップ 改訂版」, くろしお出版 (2006.10)
-専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04).
-佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).
-小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04).
-河野哲也「レポート・論文の書き方入門 第3版」, 慶応義塾大学出版会 (2002.12).



**宿題 [#e272478f]
-宿題の書評やWebから収集した資料をもとにレポートを作成すること
--テーマは「インターネットや携帯電話は何歳から使わせてよいか?」
--使用する紙のサイズは、A4サイズ
--枚数は、2,3枚程度(ホッチキス止めはしないこと)
--1枚目の最初には、次のように書いておくこと
   「基礎ゼミ?」レポート
 
   2009年6月24日(水)提出
 
 
   健康科学部 健康システム学科
      学籍番号  自分の氏名
--1枚目は表紙で、2枚目以降はレポートを書く(枚数は 2,3枚程度)
--手書きでもワープロで印刷したものでもよい
-レポートの構成や参考文献の引用に気をつけること
-レポートの構成、参考文献の引用のしかたに気をつけること

メニュー

  • トップページ
  • 参考書籍
  • 2015年度の基礎ゼミI
  • 2014年度の基礎ゼミII
  • 2014年度の基礎ゼミI
  • 2013年度の基礎ゼミII
  • 2013年度の基礎ゼミI
  • 2012年度の基礎ゼミII
  • 2012年度の基礎ゼミI

2015年度の基礎ゼミⅠ

  • スケジュール
  • 第1回
  • 第2回

ケータイで教員にメール

mkawano%40ed.hyogo-dai.ac.jp

今日の5件
  • FrontPage(63)
  • 2014zemi1/7th(7)
  • 2012zemi2/2nd(5)
  • 2013zemi1/4th(5)
  • 2010zemi1/4th(4)
最新の10件
2015-07-28
  • 2015zemi1/15th
  • 2015zemi1
2015-07-21
  • 2015zemi1/14th
2015-07-14
  • 2015zemi1/13th
2015-07-07
  • 2015zemi1/12th
2015-06-30
  • 2015zemi1/11th
2015-06-23
  • 2015zemi1/10th
2015-06-10
  • 2015zemi1/9th
2015-05-29
  • 2015zemi1/8th
2015-05-27
  • 2015zemi1/pre8th

total: 870
today: 1
yesterday: 1
now: 1

リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
http%3A%2F%2Fhs-www.hyogo-dai.ac.jp%2F~kawano%2Fkisozemi%2F%3F2009zemi1%25252F7th
Founded by Minoru Kawano.
Powered by PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-i18n. HTML convert time to 0.041 sec.
Valid XHTML 1.1