TITLE:第11回 「演習課題への挑戦(4)」 *第11回「演習課題への挑戦(4)」 [#ubae18f0] これまでのゼミの資料は、次のサイトに公開されています。 印刷した資料が必要な場合は、サイトからプリントアウトしてください。 -http://arena.hyogo-dai.ac.jp/~kawano/kisozemi/ -ゼミに関係する書籍などの情報もあります。 #br **今後の予定 [#o790091b] -第12回 (2008-07-02) 「学習成果の表現方法について」 --自分のレポートを作成して提出する→(添削) -第13回 (2008-07-09) 「成果の発表(1) 文書や口頭」 --自分のレポートを完成する。 --自分のレポートについて、プレゼンテーションの練習をする -第14回 (2008-07-16) 「成果の発表(2) 文書や口頭」 --自分のレポートについて、プレゼンテーションをする **テーマの決定からレポートの提出までのながれ [#qd79efeb] +主題(表題)の決定 --問題提起 --仮説の提示・主張 --資料の収集 --テーマの再検討 +レポートを執筆する +レポートを推敲する +レポートを提出する ***各自のテーマ [#fef1100a] 5分程度で、現状を報告する。 -H2081004……「フィルタリング」 -H2081017……「バーチャル」 -H2081024……「非接触型ICカード、おさいふケータイ」 -H2081026……「ケータイの影響」 **引用のしかたと参考文献 [#pfcd62c4] ***引用とは [#a94e3393] -「''引用''」とは、レポートや論文で、他の文献の意見や考えを紹介して、自分の意見を明確にする -引用するときの一番の注意点は、どの部分が引用なのか、それがわかるように書くこと --''他人の意見を自分の意見のように書く''ことは、いわゆる「盗作」という犯罪になる -「引用に自分の意見を語らせない」で、自分の意見を引用とは別に書く -また引用は、必要最低限にとどめる 引用のしかたには、いくつかのやり方があるが、一般的なやり方を説明する。 +要約して引用:必要かつ十分な長さで要約する +短い引用(2行以内):引用文をカギカッコ(「」)でくくる #pre{{ 安田は、人々から組織の関係をとらえるのに「現象から記号(すなわち) モデルを投資するような柔軟性を備えなければならない」と述べている。 }} +長い引用(3行以上):引用文の前後に1行空けて、左側を2〜3文字分字下げする #pre{{ 安田は、『ネットワーク分析』のなかで、次のように述べている。 言葉をかえて言うならば、「行為者の行為を、個人的な属性からで はなく、その行為者を取り囲むネットワークによって説明する」た めの分析をおこなうのが、ネットワーク分析です。 つまり…… }} なお、2番目と3番目の場合は、 一字一句正確に引用し、 勝手に加筆・訂正してはいけない。 ***参考文献の示し方 [#dd239c51] -引用したり参考にした資料があれば、 その出典(情報の出所)を、 「''参考文献''」として書き出す -参考文献として示すのに必要な情報は、 奥付(巻末の、著者や出版社、出版地が書かれた部分)にある +単行本(単著、共著) --書式:著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 ---例:安田雪『実践ネットワーク分析』、新曜社、2001年。 ---例:増田直紀、今野紀雄『複雑ネットワークの科学』、産業図書、2005年。 +単行本(編著) --書式:編著者『書名』、出版社、出版年(西暦)。 ---例:佐藤嘉倫・平松闊編『ネットワーク・ダイナミクス』、勁草書房、2005年。 +翻訳書 --書式:原著者『書名』、翻訳者、出版社、(西暦)。 ---例:アルバート=ラズロ・バラバシ『新ネットワーク思考』、青木薫訳、NHK出版、2002年。 +ウェブ上の文書 --書式:著者・発行者「文書名」、URL (閲覧日:日付)。 ---もし著者・発行者がわからない場合は、一応書かなくてもよい ---例:メディア教育開発センター「eラーニング等のITを活用した教育に関する調査報告書(2007年度)」、http://www.nime.ac.jp/reports/001/ (閲覧日:2008年6月25日) **参考文献 [#z2decf3c] -学習技術研究会編著「知へのステップ 改訂版」, くろしお出版 (2006.10) -専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04). -佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10). -小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04). -河野哲也「レポート・論文の書き方入門 第3版」, 慶応義塾大学出版会 (2002.12). |