第7回 レポートの書き方Ⅰ (3)事実と意見の区別文章には、「事実」と「意見」が混ざっています。 文章を読み解くためには、これらを区別することが重要です。 事実とは、出来事や誰もが知り得る情報など、 客観的(誰が見ても同じように受け止めるられる)なものです。 また、意見はどちらかといえば主観的(その人だけが考えたり感じるかもしれない)なものです。 しかし、意見の中にも、 「客観的な事実」を根拠とした意見、つまり「事実に基づいた意見」があります。 この「客観的な事実」と「事実に基づいた意見」を明確にすることで、 書いた人の考えを読み解くことができます。 クリティカル・リーディング(批判的読解)単に文献の内容を正確に理解するだけでなく、 批判的に考えながら読むこと(クリティカル・リーディング)で、内容を吟味し、 自分自身を意見を創り出すことが大切です。
「書評」を書いてみる文献や資料を批判的に読んで(クリティカル・リーディング)、 それを元にある問題点について批判的に考える(クリティカル・シンキング)の練習として、 文献や資料の批評、書評(クリティカル・レビュー)をしてみましょう。 書評全体の構成は、次のようになります。
レポートで正確な文章を書く
宿題(提出期限:6月12日の授業)
参考文献
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