「第3回 資料の収集」の復習
前回の復習:資料の収集
大学図書館の利用
実際に図書館へ行って、「図書館ツアー」に参加し、図書館の利用について説明を受けました。
大学図書館のサービスには、次のようなものがあります。公立の図書館とほぼ同じ内容です。
- 資料の貸出
- レファレンス・サービス(「調べもの、探しもの、お手伝いします」)
- コピー・サービス
- 他大学の図書館などの利用
- 閲覧:他大学の図書館を利用できるように「閲覧依頼書」を発行
- 複写:文献のコピーを取り寄せる
- 借用:文献そのものを借りる
- 購入リクエスト
図書館での資料の分類
- 日本十進分類法(NDC : Nippon Decimal Classification)
- 資料の背に張られたシールに書かれている番号
- 資料のテーマ(主題、分野)ごとに分かれている
(例)芸術→スポーツ、体育→球技 : 「783」
資料の種類
- 参考図書(レファレンス・ブック):辞書、事典、百科事典、年鑑、統計資料、白書、文献目録
- 新聞:一般紙(全国紙、地方紙)、スポーツ紙・レジャー紙、専門誌、業界紙、機関紙、広報紙
- 図書/単行本:文庫本、新書、専門書など
- 雑誌、逐次刊行物(定期刊行物):一般雑誌(月刊誌、週刊誌など)、学術雑誌(学術雑誌、論文誌、講演論文集、学術定期刊行物など)
- インターネット上の情報:マスコミ(新聞やテレビなど報道機関)のサイト、行政(政府や自治体)、企業・各種団体のサイト、まとめサイト、個人のサイト(日記、ブログなど)
資料としての情報の鮮度・信頼性
- 鮮 度:インターネット>新聞>学術雑誌>図書>参考図書
- 信頼性:インターネット<新聞<学術雑誌<図書≒参考図書
- できあがるまでに多くの人や専門家によるチェックがあるほど、信頼性が高い
参考文献
- 学習技術研究会編著「知へのステップ 第3版」, くろしお出版 (2011.04)
- 専修大学出版企画委員会編「知のツールボックス」, 専修大学出版局 (2006.04).
- 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).