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第10回「演習課題への挑戦(3)」

今後のスケジュール

  • 第10回 (2009-07-08) 「演習課題への挑戦(3)」
    • レポートのタイトルを決定し、レポートの方針を決める。
    • 必要な資料を収集し、レポートを作成する。
  • 第11回 (2009-07-15) 「演習課題への挑戦(4)」
    • レポートを作成する。
  • 第12回 (2009-07-18) 「学習成果の表現方法について」
    • 自分のレポートを作成し、添削する。
    • 自分のレポートについて、プレゼンテーションを作成する。
  • 第13回 (2009-07-22) 「成果の発表(1) 文書や口頭」
    • 自分のレポートを完成する。
    • 自分のレポートについて、プレゼンテーションの練習をする。
  • 第14回 (2009-07-29) 「成果の発表(2) 文書や口頭」
    • 自分のレポートについて、プレゼンテーションをする。

各自のレポートのタイトル

  • 各自のレポートのタイトルは次のとおり
    • 後日変更してもかまわない(ただし、事前に相談すること)
H2091008

H2091011

H2091012

H2091014

H2091019

H2091022

H2091028

 

レポートを書く(実践編)

タイトルの決定から資料の収集へ

  1. 問題提起
    • テーマについて、問題点や疑問点などの具体的な事柄、また自分が明らかにしたいと思う事柄を明確にする。(大きすぎる問題、専門的すぎる問題は避ける)
  2. 仮説の提示・主張
    • それらの事柄への対応策・解決策に関する自分なりの考えを仮説として述べる。 また、調査や研究の方針があれば示す。
  3. 主題(表題)の決定
    • 問題提起や自分の仮説(主張)をもとに、主張や内容が伝わる、具体的なタイトル(レポートの題目)を考える。
  4. 資料の収集
    • 問題とした事柄や自分の仮説(主張)を裏付けるような、資料を収集する。
  5. テーマの再検討
    • 集めた情報から、テーマを絞り込んだり、考えなおしたり、再検討する
大まかなテーマ 「子どもと携帯電話」
具体的なタイトル

問題提起

自分の仮説



収集した情報や自分の考えを整理する(KJ法、親和法)

  1. 収集した情報や自分の考えたことなどを全部を一覧できるようにする
    • ポイント:1枚のカードや1枚の付箋(ポストイット)に、1つの情報や考えを書く
  2. 情報や考えたことの中身や意味をよく確認しながら、似ているものをまとめる
    • あまり堅苦しくない程度にまとめるとよい
  3. 集めたカードやポストイットのまとまりを、1つのグループにして名前を付ける
    • グループの内容や特徴をあらわす名前をつけてみる
  4. グループに分けたアイデアを参考に、グループごとや全体について、最初からの作業を何回か繰り返す
    • 最初に分けたグループにこだわらずに、(論理的に)納得いくまで繰り返してみる

レポート作成の手順

たとえば、2週間程度で書く場合は、次のようなスケジュールになる

  1. 大まかなスケジュールを立てる(1日程度)
  2. 話題(テーマ)を絞り込み、レポートでの主張を決める(5〜6日程度)
    • 資料を集めて整理する(3〜4日程度)
    • 全体の構成やアウトライン(骨組)を決める(1日程度)
  3. レポートを執筆する(1週間程度)
  4. レポートを推敲する(1日程度)
  5. レポートを提出する

参考文献

  • 学習技術研究会編著「知へのステップ 改訂版」, くろしお出版 (2006.10).
  • 石坂春秋「レポート・論文・プレゼン スキルズ」, くろしお出版 (2003.03).
  • 佐藤望編著, 湯川武, 横山千晶, 近藤明彦「アカデミック・スキルズ」, 慶応義塾大学出版会 (2006.10).
  • 小笠原喜博「大学生のためのレポート・論文術」(講談社現代新書 1603), 講談社(2002.04).
  • 河野哲也「レポート・論文の書き方入門 第3版」, 慶応義塾大学出版会 (2002.12).

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Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 19:42:02 JST (3711d)