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基礎ゼミ - 2015zemi1/2nd のバックアップ(No.1)

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  • 2015zemi1/2nd へ行く。
    • 1 (2015-04-17 (金) 19:22:34)

第2回 学習のスキル

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学習活動とは

大学での授業の取り組み方を通じて、大学での学習活動について考えてみましょう。

  • 高校までの授業と大学での授業の違い
  • 高校までの「勉強」と大学での「学び」の違い
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基礎的知識

  • 大学での学習(授業のスタイル、授業外学習、自主学習)
  • ノートの活用(なぜノートをとるのか)
  • 資料の活用(資料の種類や特徴の違い)
  • 大学でのレポートの目的(正解があるとは限らない)
  • 事実と意見の区別(事実を自分の主張に置き換えない)
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学習スキル(スタディ・スキル)

  • ノートの取り方(ノートテイキング)
  • テキストの読み方(クリティカル・リーティング:批判的読解)
  • 文献や資料の検索(図書館やデータベースの利用)
  • 要約のしかた(パラグラフ、キーワードやキーセンテンス)
  • 考えのまとめ方(事実と意見の区別、発想の展開)
  • レポートの書き方(全体の構成、文献の引用)
  • 発表のしかた(発表資料の作り方、口頭発表)
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発想を“見える化”して広げる

発想を広げたり、考えを整理したり、系統だてて考えるときに使うことができる、 発想方法を利用してみましょう。

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マインドマップ

色やイラストを取り入れながら、 頭の中のイメージを紙の上に表現する思考技術に、 「マインドマップ」があります。

マインドマップのポイントは、 1つのテーマについて連想して思い浮かんだことを、 短い言葉や絵でそのまま紙に書きだして、 枝が放射状に伸びていくように、次々と広げていくことです。

いくつかのマインドマップを描いてみて、 特定のテーマについて発想を広げたり整理してみましょう。

  1. 多色ペン(色鉛筆やボールペンも可)と横長の大きめの紙(A4サイズ以上)を用意する。
  2. 紙の真ん中に、テーマを代表するようなイメージやキーワードを描く。色は3色以上使う。
  3. 真ん中のイメージから太い枝を伸ばすように何本か描く。それぞれの枝には真ん中のイメージから連想されるキーワードやイメージを1つ描く
  4. 伸ばした太い枝の先から、さらに枝を何本か伸ばす。元の枝のイメージに関連するキーワードやイメージを自由に描く。枝の先から新たな枝をつなげて伸ばしながら、木の枝のようにのように広げていく。伸ばすたびに枝はだんだん細くなる。
  5. 離れた枝にあるイメージがお互いに関連があるようなら、線でつないだり、ひとまとまりの枝を枠(雲型)で囲む。
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参考文献

  • トニー・ブザン,バリー・ブザン著,神田昌典訳「ザ・マインドマップ」, ダイアモンド社 (2005.11).
  • 森時彦, ファシリテーターの道具研究会「ファシリテーターの道具箱」, ダイアモンド社 (2008.03).
  • 石井力重「アイデア・スイッチ」, 日本実業出版社 (2009.07).
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ノートテイキング(ノートの作り方)

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【ポイント】ノートを活用するには?

  • 授業内容を再現できるように : 板書をそのまま写すのではなくポイントを押さえる
  • キーワードや要点を逃さない : 一言一句書き取っていては聞き逃す
  • 授業内容を立体的にとらえる : 記号や矢印、イラストなどをうまく使う
  • 余白を多くつくって活用する : 追加情報を記入する場所をあらかじめ用意しておく

積極的にノートを活用するには、定期的に読み返すことが重要です。 ただし、試験前などに清書するのは二度手間です。 しばらくして読み返してときに授業を思い出せる程度に 丁寧に書くのがおススメです。

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図解の活用

ノートを作るときには、文字で書くことだけが重要ではありません。 物事の関係や考え方・情報の構造などを図で書いた図解があれば、 視覚的に内容を理解・確認するのに役立ちます。

図解の例
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ノートをとるときに役立つ文房具

  • 筆記用具
    • 蛍光ペン:キーワードを中心に、コピーしても写らない
    • ボールペン:速記に便利、3色ボールペン(色で重要度や情報の意味を使い分ける)
      • (例)赤…もっとも重要な箇所、青…まあ重要な箇所、緑…面白い・興味を抱いた箇所
      • (例)赤…重要な情報、青…疑問点(授業でわからないところ)、緑…そのほかの情報
  • 付箋の活用
    • いろんな付箋:サイズ(大・中・小)、素材(紙、透明フィルム)
    • メモや情報の整理に:大きめの付箋に書く、あとで内容ごとにグループに整理する
  • さまざまなフォーマットの市販ノート
    • 罫線に目盛りがあることで、字下げなど文字の配置がしやすい
    • 目盛りを使えば、フリーハンドでも図表やグラフの作成がしやすい
    • ページの分割がしやすい(例:コーレル大学式ノート)
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参考文献

  • 齋藤孝「三色ボールペン情報活用術」(角川oneテーマ21 B-43), 角川書店 (2003.06).
  • 田村仁人「アタマが良くなる合格ノート術」, ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007.04).
  • 堀公俊, 加藤彰「ファシリテーション・グラフィック」, 日本経済新聞社 (2006.09).
  • 太田あや「東大合格生のノートはかならず美しい」, 文藝春秋 (2008.09).
  • 永田豊志「頭がよくなる「図解思考」の技術」, 中経出版 (2009.11).
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次回(4月23日):資料の収集

  • 2つのゼミで、図書館ツアーを実施(情報メディアセンターによる説明)
  • 集合:5号館図書館前に 9:00 集合(その後、場所を移動します)

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