第4回 資料の収集(2)前回の復習:資料の収集(1)大学図書館の利用実際に図書館へ行って、「図書館ツアー」に参加し、図書館の利用について説明を受けました。
大学図書館のサービスには、次のようなものがあります。公立の図書館とほぼ同じ内容です。
図書館での資料の分類
資料や情報の収集への取り組み方
調べ出した資料や情報は、メモしたり、コピーまたは印刷して、 記録として残して整理しましょう。
資料の種類(前回の復習)
インターネットで資料を探す大学図書館のサイトから利用できるものもありますから、チェックしておきましょう。 なお、有料サービスのため同時アクセス数が制限されれているものもあります。
資料としての情報の鮮度・信頼性
参考文献リストの書き方(前回の続き)学術雑誌を参考文献として示す場合には、 収録されている雑誌名や巻・号、ページ数など、多くの情報を 文献情報として記載する必要があります。発想を“見える化”して広げるまた、インターネット上の情報の場合は、 そのページが改変されたり削除される可能性があるため、 閲覧した日付を記載することが必要です。 発想を広げたり、考えを整理したり、系統だてて考えるときに使うことができる、 発想方法を利用してみましょう。
アイデアを広げてまとめるたくさんのアイデア(発想)や考えを広げたり(発散)、 引き出したアイデアを整理したり系統だててまとめたりする(収束)、 発想を支援する方法を実際にやってましょう。マインドマップ色やイラストを取り入れながら、 頭の中のイメージを紙の上に表現する思考技術に、 イラストを取り入れながら、 頭の中のイメージを紙の上に広げていく思考技術に、 「マインドマップ」があります。マインドマップのポイントは、 1つのテーマについて連想して思い浮かんだことを、 短い言葉や絵でそのまま紙に書きだして、 枝が放射状に伸びていくように、次々と広げていくことです。 いくつかのマインドマップを描いてみて、 特定のテーマについて発想を広げたり整理してみましょう。
ブレインストーミング(ブレスト)引き出されるアイデアの「質」よりも「量」に重点をおいて、 短時間で、場合によっては多人数でアイデアを引き出す手法を、 プレインストーミングといいます。ポイントは、 「質より量」「突飛さを歓迎」「ネガティブな判断はあとで」「他の人に便乗」などがあります。 アイデアをひき出す・整理するアイデア(発想)をひき出したり整理する方法として、 以前紹介したマインドマップのほかに、次の方法があります。皆でアイデアをひき出す(ブレインストーミング:ブレスト)
自分でアイデアを整理する(KJ法、親和法)
アイデアを整理してまとめる(KJ法、親和法)引き出したアイデアは玉石混淆の状態です。 そのたくさんのアイデアを整理して、アイデア間の隠れた共通の概念や構造をあきらかにするのが、「KJ法」です。 (川喜田二郎「発想法―創造性開発のために」中公新書, 1967)
課題
参考文献
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