第10回 Q&A形式で著作権を解説する(1)
ゼミ活動の成果物として、学生生活で著作権について注意することを、
パンフレット形式にまとめることにします。
Q&A形式の情報をワープロで清書する
前回は、著作権に関するQ&A形式の情報について、
次の質問について情報をまとめました。
- 試験問題は著作物ですか?
- レンタル店で借りた複数の音楽CDをダビングして編集し、個人で楽しむことは著作権上の問題がありますか?
- アイデアは著作物になりますか?
- ホームページを開設するときに、著作権法では何か問題があるのでしょうか?
今回は、
パンフレットにまとめる練習として、
この前回まとめたQ&A形式の情報をワープロで清書します。
まとめる内容
次の4つにまとめます。
- 質問文
- 「〜ってなに?」「〜とは?」(意味、定義)
- 「なぜ〜なの?」(理由、原因)
- 「〜って本当?」「〜してもいい?」(解説、説明、確認)
- 「〜したい(けどどうすればいい?)」(解決策、対応策)
- 質問に対する解答・解説
- キーワード(重要な語句や文章)
- 用語解説(キーワードのうち1つを解説する)
ワープロでの書式
次のようにしてまとめてください。
年 月 日
学籍番号
氏 名
Q. (質問文を書く)
A. (解答を書く)
(解説を書く)
キーワード: (重要な語句、重要な語句、重要な語句)
用語解説:(重要な語句から1つ選んで、その解説を書く)
清書するときには、次のポイントに注意してください。
- 質問1つにつき、A4サイズ1枚にまとめる
- 解答・解説は400文字以内にまとめる
- 用語解説は100文字以内にまとめる
- 枚数と文字数の制限を超えてはいけない
- 誰が読んでも内容が理解できるように、丁寧かつ論理的な文章にする書く
他の人のQ&Aを添削する
他の人がまとめたQ&Aを読んでみて、
より良いQ&Aになるように添削をします。
実際に赤ペンでチェックしてみましょう。
添削のポイントは、次の通りです。
- 【全体】枚数と文字数の制限が守れているか?
- 【解答】質問に対して適切な答えになっているか?
- 【解説】誰が読んでも理解できるように、丁寧かつ論理的に書かれているか?
- 【解説】句読点や漢字などの間違いがないか?
- 【用語】重要な語句を適切にキーワードにしているか?
自分のQ&Aが添削されて戻ってきたら、
どこがどのように添削されているかをよく見てください。
そして、次の文書作成に生かしましょう。
参考情報