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プレゼンテーション全体についてのポイント

ここでは、プレゼンテーション全体について、 注意したり押さえておくべきポイントについて説明します。

スライドと同様に、 1年次のゼミなど、他の授業ですでに説明を受けたものもあるかもしれませんが、 ここであらためて確認をしてください。

「ひとまとまりの話はスライド1枚」が原則

プレゼンテーション全体は、いくつかのまとまりに分かれています。 例えば、物語であれば「起・承・転・結」、 研究発表などであれば「序論・本論・結論」というように、 説明する内容は大抵いくつかのまとまりで構成されています。

原則として、ひとまとまりの内容は、1枚のスライドを使って説明します。 もし、ひとまとまりの内容を説明するのにスライドが複数必要なら、 それぞれのスライドのタイトルに「(2)、(3)、…」や「(1/2)、(2/2)」のように 番号をつけておくとよいでしょう。

スライド枚数の目安は「1枚あたり1分程度」

プレゼンテーション全体のスライド構成を考えるうえで、 発表する時間とスライドの枚数の関係は重要です。

口頭発表では、1枚のスライドを説明するのに1分程度、 複雑な内容なら2〜3分は必要といわれているます。 例えば、10分間の発表時間なら、スライドの枚数は多くても10枚までとなります。

あまりスライドが多すぎると、1枚を数十秒で説明しなくてはいけなくなり、 次々とスライドが切り替わることになって、 見る人に内容を十分に理解してもらうことができなくなります。

デザインに統一感を持たせる

見る側に安心感を与えるプレゼンテーションは、 全体のデザインが統一されています。

フォントの種類、文字のサイズ、色使い、アニメーションなど、 デザイン全般を、スライドごとに変えずに、全体で統一しておきましょう。 例えば、 文字サイズであれば4種類(タイトル、文章の大項目、文章の中項目、文章の小項目)というようにです。

PowerPointのデザイン機能を使用すれば、 手軽にプレゼンテーション全体のデザインを統一することができます。

スライドのデザイン

色数はおさえめに

色をたくさん使ったスライドは、はなやかな印象を与えますが、 色をたくさん使ったからといって、スライドの内容がわかりやすくなるわけではありません。 むしろ、「あの色はどういう意味で使っているんだろう」と見る側を混乱させることもあります。

プレゼンテーション全体で使用する色数は3色程度にするとよいでしょう。 文字色と背景色に加えて、強調したい箇所に使う色を基本にして、 これらの色の濃淡を使い分けたり、 色ごとに何を表すのかを自分だけのルールを決めておくのも効果的です。

また、 それぞれの色のトーンを合わせるなど、色彩・色相、 色が与えるイメージを意識して、使用する色を選択するとデザイン的に見やすいスライドになります。


次へ進んでください。



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Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:29:39 JST (3699d)