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AND OR

文字列関数で得失点差を計算する

それでは、 まず「試合結果」のシートのデータをもとに、 「得失点差」のシートに、 試合ごとの得失点差を表示する表を作りましょう。

  1. ワークシートの見出しから、「得失点差」をクリック

文字を取り出す

「試合結果」のシートでは、 「3○2」のように、得失点と勝敗の記号が同じセルに入力されています。 まず、 セルから得失点の数字を取り出しましょう

文字を取り出すには、いくつかの方法があります。 ここでは、LEFT関数とRIGHT関数を使います。

LEFT(文字列の左側から指定した数の文字を返す)
  • 書式 : LEFT(文字列, 文字数)
  • 引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
  • 引数 : 文字数 :取り出したい文字数(左側から)
  • 例:A10セルの文字列を3文字左から取り出す
    =LEFT(A10,3)
    
RIGHT(文字列の右側から指定した数の文字を返す)
  • 書式 : LEFT(文字列, 文字数)
  • 引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
  • 引数 : 文字数 :取り出したい文字数(右側から)
  • 例:B2セルの文字列を2文字右から取り出す
    =RIGHT(B2,2)
    

では、次のようにして、関数の機能を試してみましょう。

  1. B2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「文字列操作」を選択
    • 「関数名」から「LEFT」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
      関数の選択
  4. 引数の設定
    • 「文字列」の入力欄をクリックし、「試合結果」のシートの見出しをクリックした後、B2セルをクリック
      (自動的に「試合結果!B2」と入力される)
    • 「文字数」の入力欄をクリックし、「1」と入力
    • 「OK」ボタンをクリック
      引数の選択

「1」という文字を取り出すことができましたか? RIGHT関数も使えるか同じように試してみましょう。

=RIGHT(試合結果!B2,1)

関数を組み合わせる

文字を取り出しただけでは、 得失点差をもとめることはできません。

得失点差の計算は次のようになります。

得失点差 = 得点 - 失点

LEFT関数で求める「得点」と、 RIGHT関数で求める「失点」を使って、 計算式を組み立てましょう

LEFT関数・RIGHT関数を使うと、 鹿島アントラーズの第1節の 得失点差を求める計算式は、次のようになります。

=LEFT(試合結果!B2,1)-RIGHT(試合結果!B2,1)

得失点差が計算できましたか?

計算ができたら、 計算式を他のセルにコピーしましょう。 第6回の内容を参考に、 「オートフィル」機能を使って、 B2〜P17セルに計算式を、コピーしましょう。

得失点差の計算

得失点差の合計を求める

節ごとの得失点差がわかったので、 これを使って、 チームごとの得失点差の合計を求めましょう。

Q1セルに「合計」と入力してください。

Q2〜Q17セルに、 チームごとの得失点差の合計を計算してください。 「オートSUM」機能や SUM関数を使って、 合計を計算してください。 SUM関数は、関数の分類の中の「数学/三角」にあります。 自分で使い方を調べてみましょう。


次へ進んでください。


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Last-modified: Tue, 11 Mar 2014 20:20:22 JST (3696d)