コンピュータ演習 第3回コンピュータ演習 第3回今回のテーマは、「電子メールの操作を覚える」です。内容は、次のとおりです。 今回のテーマは、「電子メールの操作を覚える」です。内容は、次のとおりです。
インターネットテキストの64〜69ページを見てみましょう。今回の内容
インターネットのしくみインターネットは「ネットワークのネットワーク」といわれています。ネットワークとは、通信回線を使って、コンピュータ同士を相互に接続して、情報を共有することです。 企業や学校などでは、LANという、同じ敷地・建物の中にネットワークを構築しています。 このような組織・団体の、世界中にあるネットワークが相互に接続した姿が、 、世界規模のネットワーク「インターネット」です。 今回の課題
インターネットを利用するにはインターネットを利用するのに必要なものは、次の2つです。
連絡事項第4回から、 9:00〜9:15までを、「タッチタイピングの練習」とします。 毎回の練習結果を記録してもらいます。
パソコンのインターネット上での「位置」インターネットを使って通信をするためには、 自分や相手先のコンピュータのインターネット上の「位置」が、わからなくてはなりません。
例: 172.31.40.101, 202.244.76.11
IPアドレスには2種類あり、
LANの中で自由に使える「プライベートアドレス」と、
インターネットの中で使える「グローバルアドレス」があります。
グローバルアドレスは、「ICANN」という国際的な機関で管理されています。
例: www.isc.hyogo-dai.ac.jp
ドット(.)で区切られた文字列を使って、右側から
「国→組織→組織内場所→コンピュータ名」のように、
コンピュータの位置を特定することができます。
上の例では、「日本(jp)の大学(ac)である兵庫大学(hyogo-dai)の情報科学センター(isc)が持つwwwという名前のコンピュータ」という意味になります。一番右側を「トップレベルドメイン」といい、 国ごとの割り当てられている「ccTLD」(.jpや.krなど)と、 組織の種類で割り当てられる「gTLD」(.comや.eduなど)の2種類があります。 IPアドレスとドメイン名を対応させるシステム(DNS)によって、管理されています。 なお、ドメイン名を管理する組織も、「ICANN」です。 インターネットの歴史インターネットは、1969年にアメリカの国防総省が作った実験のためのネットワーク(ARPANET)が起源です。アメリカの研究機関や大学などで、電子メールなどのさまざまな技術が生まれました。日本では、1984年に東京の3つの大学を結ぶネットワーク(JUNET)が国内最初のインターネット環境になります。その後、1983年に当時アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が「情報ハイウェイ構想」を提唱し、アメリカでは一気にインターネットが整備されました。さらに、1995年のWindows 95の登場で、世界中にインターネットブームが起こりました。 電子メールテキストの84〜102ページを見てみましょう。メールソフトの設定電子メールを利用する準備として、メールソフトの設定をします。 資料「メールソフトの設定」をよく読んで設定して下さい。#ref(): The style ref(filename,pagename) is ambiguous and become obsolete. Please try ref(pagename/filename) メールが届くまでのながれ電子メールを利用するには、「メールアドレス」が必要です。 メールを管理するコンピュータ「メールサーバ」に、 自分のメールボックス(私書箱)を作ることで、メールアドレスを持つことができます。 メールを読み書きするには、メーラー(メールソフト)というソフトウェアを使います。
メールアドレスメールアドレスは、インターネット上の住所・氏名のようなものです。たとえば「g2041000@ed.hyogo-dai.ac.jp」とは次のような意味になります。
メールソフトの操作
ほとんどの理由が、送信したメールの宛先のアドレスの入力間違いです。 宛先のアドレスを確認しましょう。 「宛先」の設定を使い分ける電子メールでは、複数のメールアドレスへメールを送信できます。 そのとき、 目的にあわせて宛先の種類を使い分けることが重要です。 受け取った相手は、自分の宛先の種類を確認することができます。
課題1: 署名の設定はがきや手紙と同じように、 メールに書くときには、最後に自分の名前、つまり「署名」のが一般的です。 次の資料をよんで、メーラーに署名を設定してください。#ref(): The style ref(filename,pagename) is ambiguous and become obsolete. Please try ref(pagename/filename) 設定できたら、次のようにメールを送ってください。
課題2: ヘッダー情報を解析するヘッダー情報とはメールのメッセージの前には、「ヘッダー情報」という、 メールに関する様々な情報が書かれています。 ヘッダー情報を表示するには、次のように設定します。
Received: from mail2.ed.hyogo-dai.ac.jp by mail1.hyogo-dai.ac.jp id LAA0000014017; Thu, 15 Jul 2004 11:15:08 +0900 (JST) Received: from [172.16.104.31] by mail2.ed.hyogo-dai.ac.jp id LAA341172; Thu, 15 Jul 2004 11:14:50 +0900 (JST) Date: Thu, 15 Jul 2004 11:13:47 +0900 From: foo@ed.hyogo-dai.ac.jp To: hoge@ed.hyogo-dai.ac.jp Subject: こんにちは次のようなことがわかります。
課題についてメールを受信してください。 「署名の設定」の課題で送信したメールが自分宛に届いているのが、わかります。 そのメールのヘッダー情報を解析し、回答用紙に記入してください。 用紙は、帰るときに担当者へ提出してください。 |