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コンピュータ応用演習 - 2011/11th/cross_tabulation のバックアップ(No.1)

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    • 1 (2011-12-05 (月) 06:09:24)

ピボットテーブル

シートを切り替えます。 「ピボットテーブル」という名前のシートをクリックして選択してください。

シートの切り替え
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ピボットテーブル

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ピボットテーブルとは

表計算ソフトを使って表やグラフを作っても、 複数の項目や大量のデータがある場合は、 表やグラフを見ただけでは、 すぐにデータの特徴をつかむことができないこともあります。 データに埋もれた特徴をつかむためには、 データをうまく集計することも必要です。

「ピボットテーブル」(クロス集計ともいう)の機能を使えば、 大量のデータを集計・分析することができます。 ピボットテーブルの機能は、簡単にいえば、 「大量なデータを複数の項目に注目して集計しまとめる」です。 項目ごとの合計や平均など、 単純な集計ではわかりづらいデータの特徴をつかむことができます。

たとえば、ある商品の購入した100人を調査して、 その割合が男性が7割で女性が3割だったとします。 これは「男性か女性か」というひとつの項目で集計した結果ですが、 「年代」の項目を追加してみましょう。

ピボットテーブルの例

年代によって男女の比率がかわり、 「女性のほうが購入している」年代があることがわかります。 ピボットテーブルを使えば、 このようなより細かいデータの分析もできます。

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ピボットテーブルの表

ピボットテーブルの表(クロス集計表ともいいます)では、 2種類の項目のデータを比べやすくするための1つの作法(ルール)があります。 作法にしたがうと、 上の例は「年代という基準で、性別ごとの購入者数を比較した」ことになります。

  • 列ごとの項目(縦方向)
    • 比較する基準になる項目や要因となる項目
    • 上の例では「年代」
  • 行ごとの項目(横方向)
    • 結果や比較したい項目
    • 上の例では「性別」
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ピボットテーブルを使ったデータの分析

「ピボットテーブル」というシートのデータを使って、 ピボットテーブルを作成して、データを分析してみましょう。

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ピボットテーブルの作成

まず、ピボットテーブルを作成します。 「販売先」を基準にして、「担当者」ごとの売上の「金額」を比較してみましょう。

  1. A5セルをマウスでクリックする
    (表の中のセルであれば、どれでもかまわない)
  2. 「挿入」タブの「テーブル」グループにある、「ピボットテーブル」ボタンをクリックする
    「ピボットテーブル」ボタン
  3. 「ピボットテープルの作成」ウィンドウが表示される
    「ピボットテープルの作成」ウィンドウ
    • 「テーブルまたは範囲を選択」をクリックして選択する
    • 「テーブル/範囲」が「ピボットテーブル!$A$5:$I$56」となっているのを確認する
    • 「新規ワークシート」をクリックして選択する
  4. 「OK」をクリックすると、ピボットテーブルの枠が作成される
    ピボットテープル

ピボットテーブルは、新しいシート(「Sheet1」など)に作成されます。 もとのデータはそのままです。

ここまでは、ピボットテーブルの枠の作成になります。 次に、集計をするために、 ピボットテーブルの列(列ラベル)、行(行ラベル)、集計値(Σ値)を設定して、 ピボットテーブルの中身の作成をします。

  1. ウィンドウ右側の「ピボットテーブルのフィールドリスト」作業ウィンドウの上側にある、フィールド名の部分を、列ラベル、行ラベル、値のフィールドのボックスへ、マウスでドラッグする
    ピボットテープルの作成
    • 列ラベル : 「販売先」を「列ラベルフィールド」へドラッグする
    • 行ラベル : 「担当者」を「行ラベルフィールド」へドラッグする
    • 値 : 「金額」を「値フィールド」へドラッグする
  2. 設定ができると、ピボットテーブルに集計結果が表示される
    ピボットテープル
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データの抽出

ピボットテーブルの列または行ラベルエリアの項目を選択して、 特定のデータだけ抽出することができます。 フィルタ機能と同じような操作です。

「列ラベル」から「A株式会社」と「B電子」のデータだけ抽出してみましょう。

  1. ピボットテーブルの「列ラベル」の「▼」をクリックする
  2. 表示されたメニューから条件を設定する
    フィルタのメニュー
    • 「すべての選択」のチェック欄(□)をクリックしてチェックを外す
    • 「A株式会社」と「B電子」のチェック欄(□)をクリックしてチェックする
  3. 「OK」ボタンをクリックすると、フィルタが実行される
    フィルタ後

もとの状態に戻すには、「すべての選択」のチェック欄(□)をクリックして、 チェック状態にします。

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集計方法の変更

ピボットテーブルを作った状態では、 集計方法は数値の場合は合計を表示します。

集計方法を変更して、データの傾向を別の角度から見てみましょう。

  1. ウィンドウ右側の「ピボットテーブルのフィールドリスト」作業ウィンドウの、値フィールドのボックスにある、「合計 / 金額」ボタンをクリックする
  2. メニューから「値フィールドの設定」を選択する
    メニュー
  3. 「値フィールドの設定」ウィンドウが表示される
    値フィールドの設定
    • 集計方法から「平均」を選択する
    • もし小数点以下の桁数や桁区切りなど、表示形式を変更したい場合は、「表示形式」ボタンをクリックして、設定する
  4. 「OK」をクリックすると、ピボットテーブルの集計方法が、合計から平均の値に変更される
    集計方法の変更後
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集計する項目の変更

列または行ラベルに設定した項目を変更することで、 同じデータを違う別の角度から分析することができます。

「販売日を基準に、担当者ごとの売上の金額(の平均)を調べる」 ことにしましょう。 次のように操作します。

  1. ウィンドウ右側の「ピボットテーブルのフィールドリスト」作業ウィンドウの、列ラベルのボックスにある、「販売先」ボタンをクリックする
  2. メニューから「フィールドの削除」を選択する
    メニュー
  3. 列ラベルのボックスから「販売先」が削除される
  4. ウィンドウ右側の「ピボットテーブルのフィールドリスト」作業ウィンドウの上側にある、「販売日」を「列ラベル」のボックスへへドラッグする
  5. 列ラベルに「販売日」が設定される
    集計する項目の変更
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フィールドのグループ化

列ラベルを「販売日」に変更しましたが、 日付ごとの集計しかできません。 このような集計では、月単位など、大まかなデータの動きはわかりにくくなります。

そこで、「販売日」を月単位にグループ化しましょう。 「グループ化」とは、 列または行ラベルのフィールドを特定の間隔ごとにまとめることです。

  1. B4セルをマウスでクリックする
    (列ラベルの日付のセルであれば、どれでもかまわない)
  2. 「ピボットテーブル」の「オプション」タブの「グループ」グループにある、「グループフィールド」ボタンをクリックする
    グループフィールド
  3. 「グループ化」ウィンドウが表示される
    「グループ化」ウィンドウ
    • 「単位」から「月」を選択する
  4. 「OK」をクリックすると、列ラベルが月単位に変更され、集計内容も変更される
    グループ化


次へ進んでください。


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