TITLE:条件分岐する関数
*条件分岐する関数 [#ubcc55d9]
**条件を判断する [#y27df341]
「''もし〜ならば、Aをして、そうでなければBをする''」というように、
ある条件によって処理を変える「''条件判断''」をするには、
&color(Red){''IF関数''};を使います。
***IF関数 [#fda440d0]
>
:IF(指定した条件(論理式)が成立するか(真)成立しないか(偽)を判定し、&br;真と偽のそれぞれの場合の処理を行う)|
--書式 : IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
--引数 : 論理式 : 評価する条件(比較演算子を使う)
--引数 : 真の場合 : 論理式の結果が真(TRUE)の場合に返される値
--引数 : 偽の場合 : 論理式の結果が偽(FALSE)の場合に返される値
<
例えば、''A1セルの値が100以上ならば"○"を、そうでなければ""(空白)を表示する''には、
IF関数を使った数式は次のようになります。
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):IFCOLOR(black):(A1>=100,"○","")
}}
***比較演算子 [#xf88049c]
論理式には、次のような''比較演算子''を使います。
条件が成立する場合を「TRUE」(真)、
成立しない場合を「FALSE」(偽)と判定します。
|CENTER:演算子|CENTER:式|CENTER:内容|CENTER:例|CENTER:結果|h
|=(等号)|CENTER:A=B|AとBが等しい|CENTER:1=2|FALSE|
|<>(不等号)|CENTER:A<>B|AとBが等しくない|CENTER:3<>4|TRUE|
|>(〜より大きい)|CENTER:A>B|AがBより大きい|CENTER:5>6|FALSE|
|<(〜より小さい)|CENTER:A<B|AがBより小さい|CENTER:7<8|TRUE|
|>=(〜以上)|CENTER:A>=B|AがB以上である|CENTER:9>=10|FALSE|
|<=(〜以下)|CENTER:A<=B|AがB以下である|CENTER:11<=11|TRUE|
**成績(確定前)の計算 [#ae2f3186]
&br;
&navi2(2009/8th,next);進んでください。
----
#navi2(2009/8th,prev,toc,next)
|