情報科学 - インデントの設定

インデントの設定

引用とは

本や新聞などの資料に書かれている文章をそのまま紹介して書くことを、 「引用」といいます。

ちょうど、このような書き方が引用（引用文）になります。

引用をするときには、その箇所が明確に引用（引用文）だとわかるように、 次のようにして見た目で本文と引用を明確に区別します。

• 少しだけ引用する場合は、カッコ（「」）で囲んで書く
• 長い文章を引用する場合は、その前後で改行して行をあけ、「インデント」を設定して左右の余白を多くとります。

インデントとは

段落の両端（行頭や行末）の位置を変更するには、 「インデント」（字下げ）を設定します。

Wordでは、改行（「Enter」キーを押す）までが段落となります。 インデントを設定することで、 複数の文章や段落をひとまとまりのブロックのように、 レイアウトを設定することができます。

インデントの設定

インデントの設定の種類

インデントを設定するには、いくつかのやり方があります。

• 「ホーム」タブの「段落」グループにある、「インデントを増やす」または「インデントを減らす」ボタンを使って、左側（行頭部分）のインデントを調整する
  
• 「表示」タブの「表示／非表示」グループにある「ルーラー」をチェックして、ルーラーを表示した後、ルーラーにある「インデントマーカー」をマウスでドラッグして調整する
  
  • 1行目のインデント：段落の最初の行の左端の位置
  • ぶら下げインデント：段落の2行目以降の左端の位置
  • 左インデント：段落全体の左端の位置
  • 右インデント：段落全体の右端の位置

ここでは、「段落の設定」ウィンドウでインデントを設定します。

インデントを設定

次のようにして、1ページめの16〜18行目の3行分の「● 一般家庭におけるパソコンの普及率…平成16年は65.7%である。（図1）」の部分に インデントを設定してください。

1. 1ページめの16〜18行目の3行分を、マウスでドラッグして範囲選択する
2. 「ホーム」タブの「段落」グループの中から をクリックする
   
3. 「段落の設定」ウィンドウが表示されるので、次のように設定する
   
   • 「インデント」の「左」を「3」に設定する
   • 「インデント」の「右」を「3」に設定する
4. 「OK」ボタンをクリックすると、インデントが設定される
   

2つめの引用

1つめの引用にインデントを設定できたら、 同じような操作をして、 1ページめの29〜2ページめ3行目の6行分の「● インターネットの利用者数…生活必需品になったといえる。」の部分に インデントを設定してください。

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