複合グラフの作成
シートを切り替えて、グラフを作成します。
「複合グラフ」という名前のシートをクリックして選択してください。
複合グラフ
- 特徴
- 棒グラフと折れ線グラフなど、異なるグラフを組み合わて表現する
- 複数のデータ系列の様子を同時に観察する場合に使う
- 注意点
- プロットエリアの左右(または上下)両軸をそれぞれ軸として、それぞれの軸の単位や目盛りの取り方が異なる
- 棒グラフの場合は左側を、折れ線グラフの場合は右側を軸とすることが多い
複合グラフの作成
それでは複合グラフを作成します。
まず、元になるグラフとして縦棒グラフを作成します。
元になるグラフの作成
縦棒グラフを作成します。
- B4〜D11セルを、マウスでドラッグして、範囲指定する
- 「挿入」タブの「グラフ」グループにある「縦棒」ボタンをクリックする
- メニューから「2-D縦棒」の「2-D集合縦棒」を選択する
- 縦棒グラフが挿入される
当然ですが、このままでは「1世帯当たりの世帯人員」のグラフは、
値が小さすぎで表示されません。
第2軸のグラフの設定
次に、「1世帯当たりの世帯人員」のデータだけ、折れ線グラフに変更します。
- 凡例の「1世帯当たりの世帯人員」と書かれた部分を何回かクリックして、「1世帯当たりの世帯人員」だけ選択する
- 「グラフツール」→「デザイン」タブの「種類」メニューにある、「グラフの種類の変更」ボタンをクリックする
- グラフの種類で「折れ線」の「マーカーつき折れ線」を選択して、「OK」をクリック
- 「1世帯当たりの世帯人員」のグラフだけ、折れ線グラフに変更される
ここで、
棒グラフは「5000」まで値をとり単位が「万世帯」なのに対して、
折れ線グラフは「4」までの値をとり単位が「人」となり、
ひとつの軸に異なる単位のグラフが混在しています。
そこで、折れ線グラフを第2軸(もう一つの軸)を扱うグラフに設定します。
- 折れ線グラフを右クリックして、メニューから「データ系列の書式設定」を選択する
- 「系列のオプション」で、「第2軸」を選択し、「閉じる」をクリック
- 折れ線グラフが第2軸(グラフ右側の軸)で描かれる
作成できたら、グラフに次の設定をしてください。
- グラフのタイトルを「世帯数と1世帯当たりの世帯人員の推移」にして、フォントの「太字」を解除し、フォントサイズを「14」にする
- 凡例は「グラフの下」に配置にする
- 主縦軸の軸ラベルを「(万世帯)」にして、フォントの「太字」を解除する
- 第2縦軸の軸ラベルを「(人)」にして、フォントの「太字」を解除する
- 主縦軸の目盛りは最大値を「5000」までで、「目盛間隔」は「1000」にする
- 第2縦軸の目盛りは最大値を「4」までで、「目盛間隔」は「1」にする
- グラフの大きさを横に大きくする
ここまでできると、次のようになります。
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