TITLE:数値を四捨五入する関数
*数値を四捨五入する関数 [#tc3e5e67]
成績を決める2つめの段階として、
先ほどIF関数で求めた確定前の成績(E列)の点数を、
小数点以下第1位を四捨五入することにします。
この値を成績(確定後)とします。
**数値を任意の桁で四捨五入する [#hf9799c1]
数値を任意の桁で四捨五入するには、「&color(Red){ROUND関数};」を使います。
数値を切り上げる[[ROUND>../roundup]]関数と同じ仲間の関数です。
>
:ROUND(数値を四捨五入して指定した桁数にする)|
--書式 : ROUND(数値, 桁数)
--引数 : 数値 : 四捨五入する数値
--引数 : 桁数 : 四捨五入する桁数
---0か省略なら、最も近い整数
---正の整数なら、指定された小数点以下の桁数になるように四捨五入
---負の整数なら、指定された整数部分の桁(1の位なら0, 10の位なら-1)で四捨五入
:例:A10セルの数値を小数点以下2桁まで表示するように、小数点以下第3位を四捨五入する|
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):ROUNDCOLOR(black):(A10,2)
}}
<
**成績(確定後)の計算 [#i92a8074]
それでは、
確定前の成績(E列)の値の小数点以下第1位を切り上げて、
F列に確定後の成績を求めてみましょう。
+F2セルをクリックして選択する
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリックする
#ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン)
+利用する関数の選択する
#ref(2009/8th/roundup/is0803.png,nolink,「関数の挿入」)
--「関数の分類」から「数学/三角」を選択する
--「関数名」から「ROUND」を選択する
--「OK」ボタンをクリック
+引数を設定する
#ref(2009/8th/round/is0822.png,nolink,「関数の引数」)
--「数値」の入力欄をクリックし、E2セルをクリックして選択する~
(自動的に「E2」と入力される)
--「桁数」の入力欄をクリックし、「0」と入力する
--「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される
計算ができたら、
[[オートフィル>../../7th/auto_fill]]機能を使って、
F2セルの数式をF3〜F31セルにコピーしてください。
&br;
ここまでできると、次のようになります。
#ref(2009/8th/round/is0823.png,nolink,途中経過)
&br;
&navi2(2010/8th,next);進んでください。
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#navi2(2010/8th,prev,toc,next)
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