スライド作成のポイントここでは、1枚のスライドを作成する上で、 注意したり押さえておくべきポイントについて説明します。 1年次のゼミなど、他の授業ですでに説明を受けたものもあるでしょうが、 ここであらためて確認をしてください。 文章は「階層構造をもつ箇条書き」で説明は「左から右へ」・「上から下へ」文字色と背景色文字サイズは「20ポイント以上」で使用するフォントは「ゴシック系」で文章は2行以上書かない何でも文字で説明しようとしない図表やグラフで説明するほうがいいこともある1枚のスライドを表示する目安は、1〜2分程度です。 この限られた時間では、あまり多くの情報を理解することはできません。 例えば、1枚のスライドにぎっしり書かれた文章やデータを読み解くのは、非常に困難です。 伝えたい内容をコンパクトにまとめて伝えるには、 文章よりも、 前回説明した図解やイラスト、表やグラフのほうが適している場合があります。 とくに口頭発表であれば、 図や表・グラフに伝えたいポイントのみを書いておいて、 細かい説明は口頭で説明すればよいでしょう。 アニメーションを使いすぎない「ひとまとまりの話はスライド1枚」が原則プレゼンテーション全体は、いくつかのまとまりに分かれています。 例えば、物語であれば「起・承・転・結」、 研究発表などであれば「序論・本論・結論」というように、 説明する内容は大抵いくつかのまとまりで構成されています。 原則として、ひとまとまりの内容は、1枚のスライドを使って説明します。 もし、ひとまとまりの内容を説明するのにスライドが複数必要なら、 それぞれのスライドのタイトルに「(2)、(3)、…」や「(1/2)、(2/2)」のように 番号をつけておくとよいでしょう。 スライド枚数の目安は「1分あたり1枚」スライドの分量は「1枚のスライドに1分程度」が目安プレゼンテーション全体のスライド構成を考えるうえで、 発表する時間とスライドの枚数の関係は重要です。 口頭発表では、1枚のスライドを説明するのに1分程度、 複雑な内容なら2〜3分は必要といわれているます。 例えば、10分間の発表時間なら、スライドの枚数は多くても10枚までとなります。
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