TITLE:データベース機能 *データベース機能 [#a9855c71] **データベース機能とは [#sdfa9f09] 商品台帳・売上台帳や顧客名簿などビジネスで利用されるものから、 住所録や家計簿のようなプライベートなものまで、 関連する大量のデータをまとめたものを「''データベース''」といいます。 そして、データベースを管理・運用するための機能を、 「''データベース''」機能といいます。 **表計算ソフトでのデータベース機能 [#vebbfdc6] データベースを扱う専用のソフト(DBMS:データベース管理システム)を使わなくとも、 表計算ソフトのデータベース機能を利用すれば、 手軽にデータベースを作成して運用することができます。 ***データを整理する [#va4fdbd2] 表計算ソフトでのデータベース機能には、次のようなものがあります。 今回の授業では「''並び替え''」と「''フィルタ''」の2つの機能を扱います。 :並び替え| 指定した基準にしたがって、ひとまとまりのデータを並び替える :フィルタ| データベースから、指定した条件を満たすデータだけを抽出する :集計| データベースをデータの内容ごとにグループに分類して、グループごとに集計する ***データを分析する [#z519052c] データベースで扱うような大量のデータを、 さまざまな角度から集計して分析する機能があります。 「''ピボットテーブル''」という機能です。 ピボットテーブルは、一般には、 ''クロス集計表''(または、クロス表)などと呼ばれています。 マウスでの操作だけで、試行錯誤しながらさまざまな分析を試すことができます。 **データベース機能で利用する表 [#w3a13fc7] データベース機能を利用する表は、ある''ルール''にしたがって作る必要があります。 つまり、データベースで利用する表は、''1件分のデータを1つの行で管理''します。 #ref(2009/11th/database/is1100.png,nolink,データベースで利用する表) +列見出し(フィールド名) --データを分類する項目名 --列見出しは必ず設定する(レコード部分とは異なる書式にしておくとよい) +列(フィールド) --列単位のデータで、列見出しに対応した同じ種類のデータを入力されている +行(レコード) --行単位のデータで、1件分のデータが入力されている &br; &navi2(2012/13th,next);進んでください。 ---- #navi2(2012/13th,prev,toc,next) |