TITLE:小テストの結果の処理 *小テストの結果の処理 [#zfb50bd8] まず「小テスト」という名前のシートのデータから処理をします。 もし違うシートが表示されている場合は、 「小テスト」のシートを選択してください。 #ref(2009/8th/quiz/is0801.png,nolink,シートの選択) **小テストの合計の計算 [#c2390198] シートには、F列からM列に、小テスト(100点満点)の結果が入力されています。 空白のセルは、小テストを受けていなかったとみなします。 まず、E列に、F列からM列の合計を計算して、 小テストの合計を求めてみましょう。 [[前回>../../7th]]の復習として、関数を使って計算しましょう。 +E2セルをクリックして選択する +数式バーの左側にある「関数の挿入」ボタンをクリックする #ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン) +「関数の挿入」ウィンドウが表示されたら、利用する関数を選択する --「関数の分類」から「数学/三角」を選択する --「関数名」から「SUM」を選択する --「OK」ボタンをクリック +引数を設定する --「数値1」の入力欄をクリックし、F2〜M2セルをドラッグして範囲指定する~ (自動的に「F3:M2」と入力される) --「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される > 前回の実習で利用した、 [[オートSUM>../../7th/auto_SUM]]機能を使ってもかまいません。 < 計算ができたら、前回の実習で利用した、 [[オートフィル>../../7th/auto_fill]]機能を使って、 E2セルの数式をE3〜E31セルにコピーしてください。 **小テストの平均の計算 [#ead55bd2] 次に、D列に、F列からM列の平均値を計算して、 小テストの平均点を求めてみましょう。 空白のセルは「0」とみなして計算します。 > ここでは、平均を計算する関数である、''AVERAGE関数は使いません''。 その理由は、 AVERAGE関数は空白のセルを除いて平均を計算してしまうからです。&br; 例えば、10個のセルを選択してAVERAGE関数を使って計算するときに、 2個のセルが空白だった場合、''8個のセルだけ使って''平均を求めてしまいます。&br; 空白のセルを「0」として扱いたい場合は、関数を使わずに計算します。 < 前回の実習で利用した[[COUNTA関数>../../7th/counting_function#e7cd92fa]]と[[絶対参照>../../7th/reference]]を使います。 +D2セルをクリックして選択する +次の数式を入力する =E2/COUNTA($F$1:$M$1) +「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される > 上の数式は、 合計(E2セル)をテストの回数(COUNTA関数)で割る、という意味です。 「$F$1:$M$1」と絶対参照を使っているのは、 数式をコピーしたときに、COUNTA関数の値が変わらないようにするためです。 < 計算ができたら、 小数点以下第1位まで表示するように設定して、 [[オートフィル>../../7th/auto_fill]]機能を使って、 D2セルの数式をD3〜D31セルにコピーしてください。 &br; ここまでできると、次のようになります。 #ref(2009/8th/quiz/is0802.png,nolink,途中経過) &br; &navi2(2012/9th,next);進んでください。 ---- #navi2(2012/9th,prev,toc,next) |