関数の入れ子合否判定の処理次に、G列で合格・不合格の判定をします。 先ほどでてきたIF関数を使います。 F列の値(確定後の成績)を使って、条件判断をすることにします。 もし成績(確定後)の点数が60点以上なら「合格」と表示し、 そうでなければ「不合格」と表示するようにします。
まず、 先ほどのIF関数の説明を見直して、 F2セルの値から合格・不合格の判定の処理をG2セルでしてください。 G2セルでの処理ができたら、 それをG3〜G31セルにコピーしてください。 関数の入れ子とはIF関数は、「もし〜なら」という1つの条件だけを判定します。 しかし、実際には「売上が60万円以上で、3月の売上が25万以上」というように、 2つ以上の条件を判定しなければならない場合もあります。 それには、条件判断をする関数の引数に別の関数を入力します。 このように、関数のなかで関数を使って組み合わせる(入れ子)ことを、 「関数の入れ子」や「関数のネスト」といいます。 たとえば、売り上げの処理で 「売上(B2セル)が60万円以上なら"◎"を表示し、 売上が25万円以上ならば"○"を表示し、 そうでないなら"△"を表示する」という条件を、 数式として書いてみると、次のようになります。 =IF(B2>=600000,"◎", IF(B2>=250000,"○","△"))
次の図で、 処理の流れをあらわすことができます。 関数の入れ子による評価の処理それでは、 H列(H2〜H31セル)に、 IF関数の入れ子を使って、 評価の処理をします。 評価の処理は、次のような条件とします。
まず、H2セルに、IF関数の入れ子を使って、 「優・良・可・不可」のいれずれかの評価を表示する数式を入力してください。 ここでは、次のヒントを参考にして自分で数式を考えてください。
H2セルでの処理ができたら、 それをH3〜H31セルにコピーしてください。
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