TITLE:数学的な基礎知識 *数学的な基礎知識 [#zb3c6e15] TITLE:第5回の演習の内容 *演習の内容 [#e7ce02a9] **データの表現 [#l0930b27] データ(観測値)が次のように &mimetex(\normalsize n); 個あるとする。 (順番に並んでいるとは限らない)。 |CENTER:|CENTER:|c |~No.|~長さ (cm) | |1|172| |2|180| |3|168| |…|…| |&mimetex(\normalsize n-1);|165| |&mimetex(\normalsize n);|175| **使用するファイルのダウンロード [#d210cc02] 今回の演習で使用するファイルを、 eラーニングのサイトからダウンロードして、 自分のパソコンに保存します。 データ全体を &mimetex(\normalsize x ); という記号を使って、 #mimetex(){{ x_1 = 172 ,\hspace{5} x_2 = 180 ,\hspace{5} x_3 = 168 ,\hspace{5} \cdots ,\hspace{5} x_{n-1} = 165,\hspace{5} x_n = 175 }} と表すことができる。なお、&mimetex(\normalsize x ); の添え字は番号を表す。 +eラーニングの授業のページを開く +「第5回」の「''第5回の課題用ファイル(クリックしてダウンロード)''」をクリック +「名前を付けて保存」ボタンでファイルを保存した後、ファイルを開く **合計(総和) [#o163e9eb] &mimetex(\normalsize n); 個のデータ &mimetex(\normalsize x_1, x_2, x_3, \cdots, x_n ); の 合計(総和;すべてを足し合わせた値)を、 記号 &mimetex(\normalsize \sum); (シグマ)を使って、 次のように表すことができる。 #mimetex(){{ \begin{eqnarray} \sum_{i=1}^{n} x_i &=& x_1 + x_2 + x_3+ \cdots + x_n \end{eqnarray} }} ファイルを開いたら、Excelのウィンドウ上部の「編集を有効にする」をクリックして、演習をはじめてください。 記号 &mimetex(\normalsize \sum); の上下の添字は、 添え字 &mimetex(\normalsize i); を 1 からはじめて &mimetex(\normalsize n); まで変化させることを表している。 **平方根 [#m30b6599] ある数 &mimetex(\normalsize a); が正の値 &mimetex(\normalsize a \leq 0); のとき、 2乗して &mimetex(\normalsize a); となる数を &mimetex(\normalsize a); の平方根という。 **4.1 平均値を求める(51~54ページ) [#kc30f66e] テキストの51~54ページまでの操作を行いますが、 次に指示をする箇所については、テキストの説明を%%%以下のように読み替えて%%%操作してください。 -53ページ:手順4、手順5 --平均の計算は、B14セルに入力 -54ページ:手順1、手順3 --平均の計算は、C14セルに入力 そして、根号√を使って、 &mimetex(\normalsize \sqrt{a}); と表す。 定義式で求めた値(B14)と関数を利用した値(C14)が一致しているかを確認してください。 #mimetex(){{ \begin{eqnarray} \left{ \sqrt{a} \right}^2 &=& a \end{eqnarray} }} &mimetex(\normalsize a); の平方根は2つあり、 正の平方根を &mimetex(\normalsize \sqrt{a}); 、負の平方根を &mimetex(\normalsize -\sqrt{a}); と表す。 ***シートの切り替え [#l879e696] ここまでの演習ができたら、 使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。 +ウィンドウ左下の「4.2」をクリック +表示されるシートが切り替わる **4.2 分散・標準偏差を求める(55~61ページ) [#l282afe1] テキストの55~61ページまでの操作を行いますが、 次に指示をする箇所については、テキストの説明を%%%以下のように読み替えて%%%操作してください。 -56ページ:手順1 --A12、A13、B1セルへの入力はしない --A列の幅を「10」、B列の幅を「12」に設定 -56ページ:手順2 --データと平均との差の計算は、平均のセル(B15)との差を計算するようにする --B2セルに次の計算式を入力する($マークを付けるには、「B15」を入力した後、キーボードの「F4」キーを押す) =A2-$B$15 -58ページ:手順5 --分散 &mimetex(\normalsize s^2); を求めた後、次のようにして、B14セルに標準偏差 &mimetex(\normalsize s); を求める +B14セルをクリックする +「数式」タブの「関数の挿入」をクリックする +「関数の挿入」で、関数の分類に「数学/三角」を選択し、「SQRT」を選択して「OK」をクリック +「数値」の欄に「B13」を指定して「OK」をクリック -60ページ:手順4 --分散 &mimetex(\normalsize s^2); を求めた後、SQRT関数を使って、D8セルに標準偏差 &mimetex(\normalsize s); を求める -61ページ:手順1 --分散の計算は、D13セルに入力 --次のようにして、D14セルに標準偏差 &mimetex(\normalsize s); を求める +D14セルをクリックする +「数式」タブの「関数の挿入」をクリックする +「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「STDEV.S」を選択して「OK」をクリック +「数値1」の欄に「A2:A11」を指定して「OK」をクリック 分散について、 定義式で求めた値(B13)、公式で求めた値(D6)、関数を利用した値(C13)が一致しているかを確認してください。 ***シートの切り替え [#c270e064] ここまでの演習ができたら、 使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。 +ウィンドウ左下の「4.3」をクリック +表示されるシートが切り替わる **4.3 分析ツールの利用法(62~63ページ) [#l282afe1] まず、次のように操作して、分析ツールを読み込みます。 +「ファイル」タブをクリック #ref(2015/BHS/5th/1st/BHS0501.png,nolink,ファイルタブ) +左側のメニューから「オプション」を選択 #ref(2015/BHS/5th/1st/BHS0502.png,nolink,オプションの選択) +「Excelのオプション」ウィンドウの左側から「アドイン」を選択し、 「管理(A)」を「Excelアドイン」に設定した後、「設定」ボタンをクリック #ref(2015/BHS/5th/1st/BHS0503.png,nolink,アドインの設定) +「アドイン」ウィンドウの「分析ツール」をクリックしてチェックをしたら、「OK」ボタンをクリック #ref(2015/BHS/5th/1st/BHS0504.png,nolink,アドインの設定) +分析ツールを使うときは、「データ」タブにある「分析ツール」をクリック #ref(2015/BHS/5th/1st/BHS0505.png,nolink,分析ツールの利用) 分析ツールを読み込む設定ができたら、テキストの62~63ページまでの操作してください。&br; 操作ができたら、さらに次のようにして、新しくできたシートの名前を変更してください。 +新しくできたシート(「Sheet~」ではじまる名前)の名前を右クリック +メニューから「名前の変更」を選択 +シートの名前が入力できるので、「分析ツールの結果」と変更して「Enter」キーを押す |