TITLE:Excelで代表値と散布度を計算
*Excelで代表値と散布度を計算 [#i3b58ca0]
**代表値を計算 [#ne9e5bf0]
***平均値 [#n238c604]
-算術平均は、''AVERAGE''関数を利用します。
>
:AVERAGE(平均値を計算する)|
--書式 : AVERAGE(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :平均を計算するセルの範囲
--例:F1〜F10セルまでのセルの数値の平均値を計算する
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):AVERAGECOLOR(black):(F1:F10)
}}
<
-幾何平均は、''GEOMEAN''関数を利用します。
>
:GEOMEAN(正の数からなる配列またはセル範囲のデータの幾何平均を計算する)|
--書式 : GEOMEAN(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :平均を計算するセルの範囲
<
-調和平均は、''HARMEAN''関数を利用します。
>
:HARMEAN(1 組の数値の調和平均を計算する)|
--書式 : HARMEAN(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :平均を計算するセルの範囲
<
***中央値 [#sada3859]
-中央値は、''MEDIAN''関数を利用します。
>
:MEDIAN(引数に含まれる数値の中央値を求める)|
--書式 : MEDIAN(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :中央値を計算するセルの範囲
--例:F1〜F10セルまでのセルの中央値を求める
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):MEDIANCOLOR(black):(F1:F10)
}}
<
***四分位数 [#me3f44a4]
-四分位数は、''QUARTILE''関数を利用します。
>
:QUARTILE(配列に含まれるデータから四分位数を抽出する)|
--書式 : QUARTILEE(配列, 戻り値)
--引数 : 配列 :対象となるデータを含む配列(セルの範囲)
--引数 : 戻り値 :戻り値として返す四分位数の内容を指定
---戻り値: 0: 最小値
---戻り値: 1: 第1四分位数(25%)
---戻り値: 2: 第2四分位数(50%)=中央値
---戻り値: 3: 第3四分位数(75%)
---戻り値: 4: 最大値
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***百分位数 [#jacc4abb]
-百分位数は、''PERCENTILE''関数を利用します。
>
:PERCENTILE(配列に含まれるデータから百分位数(%)を抽出する)|
--書式 : QUARTILEE(配列, 率)
--引数 : 配列 :対象となるデータを含む配列(セルの範囲)
--引数 : 率 :0〜1の値で、目的の百分位の値(パーセンタイル値)を指定
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***最頻値 [#pe78b75a]
-最頻値は、''MODE''関数を利用します。
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:MODE(引数に含まれるデータのなかで最も頻繁に出現する値を求める)|
--書式 : MODE(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :最頻値を計算するセルの範囲
--例:F1〜F10セルまでのセルの最頻値を求める
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):MODECOLOR(black):(F1:F10)
}}
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**散布度を計算 [#f4552a4f]
***分散 [#h5eb43a6]
-分散は、''VARP''関数を利用します。
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:VARP(引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散)を求める)|
--書式 : VAR(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :母集団に対応するセルの値、セルの範囲
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***標準偏差 [#fad942ce]
-標準偏差は、''STDEVP''関数を利用します。
>
:STDEVP(引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を求める)|
--書式 : STDEVP(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :母集団に対応するセルの値、セルの範囲
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***不偏分散 [#w0197959]
-不偏分散は、''VAR''関数を利用します。
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:VAR(引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を求める)|
--書式 : VAR(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :母集団の標本に対応するセルの値、セルの範囲
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***不偏標準偏差 [#j91a10de]
-不偏標準偏差は、''STDEV''関数を利用します。
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:STDEVP(引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を求める)|
:STDEV(引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を求める)|
--書式 : STDEV(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :母集団に対応するセルの値、セルの範囲
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