TITLE:第10回の演習の内容 *演習の内容 [#e7ce02a9] **使用するファイルのダウンロード [#d210cc02] 今回の演習で使用するファイルを、 eラーニングのサイトからダウンロードして、 自分のパソコンに保存します。 +eラーニングの授業のページを開く +「第10回」の「''第10回の課題用ファイル(クリックしてダウンロード)''」をクリック +「名前を付けて保存」ボタンでファイルを保存した後、ファイルを開く ファイルを開いたら、Excelのウィンドウ上部の「編集を有効にする」をクリックして、演習をはじめてください。 **9.1 標準正規分布の数表の作成(132~134ページ) [#z350edee] ***標準正規分布の数表の作成 [#v43606b1] テキストの133~134ページまでの説明にしたがって、 標準正規分布の数表を作成してください。 「''NORM.S.DIST''」関数を利用します。 > :NORM.S.DIST(標準正規分布においてzの値に対する値を返す)| --書式 : NORM.S.DIST(z, 関数形式) ---引数 : z :横軸 z の値 ---引数 : 関数形式 :「TRUE」なら累積分布関数、「FALSE」なら確率密度関数の値を返す --例:標準正規分布でzが1.95のときの累積分布関数の値を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):NORM.S.DISTCOLOR(black):(1.95, TRUE) }} < ***標準正規分布のグラフの作成 [#q8c14910] まず、グラフを作成するためのデータを作成します。 「''NORM.S.DIST''」関数を利用します。 +E2セルをクリックして選択 +「数式」タブの「関数の挿入」をクリック +「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「NORM.S.DIST」を選択して「OK」をクリック +「Z」の欄に「D2」を指定し、「関数形式」の欄に「FALSE」と入力し、「OK」をクリック +E2セルの内容を、E3~E62セルにコピー 次の手順にしたがって、標準正規分布のグラフを作成します。 +マウスをドラッグして、E1~E62セルを範囲指定する +「挿入」タブから「折れ線」をクリックし、左上の「折れ線」を選択 #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1001.png,nolink,グラフの挿入) +グラフが作成されたら、「グラフツール」の「デザイン」タブの「データの選択」ボタンをクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1002.png,nolink,データの挿入ボタン) +「データソースの選択」の「横(項目)軸ラベル」の「編集」ボタンをクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1003.png,nolink,データソースの選択) +「軸ラベルの範囲」で、マウスをドラッグして、D2~D62セル(軸の数値がある箇所)を選択して、「OK」をクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1004.png,nolink,軸ラベルの挿入) +「データソースの選択」で「OK」をクリック 作成できたら、グラフのタイトルを「標準正規分布」と設定してください。 #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1005.png,nolink,標準正規分布のグラフ) ***シートの切り替え [#c270e064] ここまでの演習ができたら、 使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。 +ウィンドウ左下の「9.2」をクリック +表示されるシートが切り替わる **9.2 カイ2乗分布の数表の作成(135~137ページ) [#e19bd425] ***カイ2乗分布の数表の作成 [#w5c23a6e] テキストの135~137ページまでの説明にしたがって、 カイ2乗分布の数表を作成してください。 「''CHISQ.INV.RT''」関数を利用します。 > :CHISQ.INV.RT(カイ2乗分布において右側確率に対するカイ2乗値を返す)| --書式 : CHISQ.INV.RT(p, 自由度) ---引数 : p :右側確率 ---引数 : 自由度 :自由度(1以上の値) --例:自由度が10のカイ2乗分布で上側確率が0.05のときのカイ2乗値の値を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):CHISQ.INV.RTCOLOR(black):(0.05, 10) }} < ***カイ2乗分布のグラフの作成 [#v565c8b9] まず、グラフを作成するためのデータを作成します。 「''CHISQ.DIST''」関数を利用します。 > :CHISQ.DIST(カイ2乗分布において任意のカイ2乗値に対する左側確率を返す)| --書式 : CHISQ.DIST(x, 自由度, 関数形式) ---引数 : x :カイ2乗値の値 ---引数 : 自由度 :自由度(1以上の値) ---引数 : 関数形式 :「TRUE」なら累積分布関数、「FALSE」なら確率密度関数の値を返す --例:自由度が10のカイ2乗分布でカイ2乗値が18のときの左側確率を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):CHISQ.DISTCOLOR(black):(18, 10, FALSE) }} < +F2セルをクリックして選択 +「数式」タブの「関数の挿入」をクリック +「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「CHISQ.DIST」を選択して「OK」をクリック +「X」の欄に「E2」を指定し、「自由度」の欄に「3」、「関数形式」の欄に「FALSE」と入力し、「OK」をクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1006.png,nolink,カイ2乗分布の計算) +F2セルの内容を、F3~F42セルにコピー 同じような操作をして、自由度を「6」に設定して、G2~G42セルに計算をしてください。 さらに、次の手順にしたがって、カイ2乗分布のグラフを作成します。 +マウスをドラッグして、F1~G42セルを範囲指定する +「挿入」タブから「折れ線」をクリックし、左上の「折れ線」を選択 グラフを作成したら、''標準正規分布のグラフを作成したのと同じように''、 横軸のラベルをE2~E42セルの値で設定してください。 作成できたら、グラフのタイトルを「カイ2乗分布」と設定してください。 #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1007.png,nolink,カイ2乗分布のグラフ) ***シートの切り替え [#c270e064] ここまでの演習ができたら、 使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。 +ウィンドウ左下の「9.3」をクリック +表示されるシートが切り替わる **9.3 '''t''' 分布の数表の作成(138~142ページ) [#m4efd8a6] ***'''t''' 分布の数表の作成 [#q6008e2c] テキストの138~142ページまでの説明にしたがって、 '''t''' 分布の数表を作成してください。 「''T.INV.2T''」関数を利用します。 > :T.INV.2T('''t''' 分布において両側確率に対する '''t''' 値を返す)| --書式 : T.INV.2T(p, 自由度) ---引数 : p :両側確率 ---引数 : 自由度 :自由度(1以上の値) --例:自由度が4の'''t'''分布で両側確率が0.05のときのtの値を計算する #pre(novervatim){{ =COLOR(red):T.INV.2TCOLOR(black):(0.05, 4) }} < ***'''t''' 分布のグラフの作成 [#m20edc95] まず、グラフを作成するためのデータを作成します。 「''T.DIST''」関数を利用します。 > :T.DIST('''t'''分布において任意の'''t'''値に対する左側確率を返す)| --書式 : T.DIST(x, 自由度, 関数形式) ---引数 : x :'''t'''値の値 ---引数 : 自由度 :自由度(1以上の値) ---引数 : 関数形式 :「TRUE」なら累積分布関数、「FALSE」なら確率密度関数の値を返す --例:自由度が4の'''t'''分布で'''t'''値が4.6のときの左側確率を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):T.DISTCOLOR(black):(4.6, 4, FALSE) }} < +F2セルをクリックして選択 +「数式」タブの「関数の挿入」をクリック +「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「T.DIST」を選択して「OK」をクリック +「X」の欄に「E2」を指定し、「自由度」の欄に「2」、「関数形式」の欄に「FALSE」と入力し、「OK」をクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1008.png,nolink,t分布の計算) +F2セルの内容を、F3~F42セルにコピー 同じような操作をして、自由度を「20」に設定して、G2~G42セルに計算をしてください。 さらに、次の手順にしたがって、'''t'''分布のグラフを作成します。 +マウスをドラッグして、F1~G42セルを範囲指定する +「挿入」タブから「折れ線」をクリックし、左上の「折れ線」を選択 グラフを作成したら、''標準正規分布のグラフを作成したのと同じように''、 横軸のラベルをE2~E42セルの値で設定してください。 作成できたら、グラフのタイトルを「'''t'''分布」と設定してください。 #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1009.png,nolink,t分布のグラフ) ***シートの切り替え [#c270e064] ここまでの演習ができたら、 使用するシート(ワークシート)を切り替えてください。 +ウィンドウ左下の「9.4」をクリック +表示されるシートが切り替わる **9.4 '''F''' 分布の数表の作成(142~145ページ) [#k020b19f] ***'''F''' 分布の数表の作成 [#r1aea6d8] テキストの142~145ページまでの説明にしたがって、 '''F''' 分布の数表を作成してください。 「''F.INV.RT''」関数を利用します。 > :F.INV.RT('''F''' 分布において右側確率に対する '''F''' 値を返す)| --書式 : F.INV.RT(p, 自由度1, 自由度2) ---引数 : p :右側確率 ---引数 : 自由度1 :第1自由度(1以上の値) ---引数 : 自由度2 :第2自由度(1以上の値) --例:第1自由度が3、第2自由度が4のF分布で右側確率が0.05のときの'''F'''値を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):F.INV.RTCOLOR(black):(0.05, 3, 4) }} < ***'''F''' 分布のグラフの作成 [#j6a0e763] まず、グラフを作成するためのデータを作成します。 「''F.DIST''」関数を利用します。 > :F.DIST('''F'''分布において任意の'''F'''値に対する左側確率を返す)| --書式 : F.DIST(x, 自由度1, 自由度2, 関数形式) ---引数 : x :'''F'''値の値 ---引数 : 自由度1 :第1自由度(1以上の値) ---引数 : 自由度2 :第2自由度(1以上の値) ---引数 : 関数形式 :「TRUE」なら累積分布関数、「FALSE」なら確率密度関数の値を返す --例:第1自由度が3、第2自由度が4の'''F'''分布で'''F'''値が18のときの左側確率を求める #pre(novervatim){{ =COLOR(red):FDISTCOLOR(black):(18, 3, 4, FALSE) }} < +G2セルをクリックして選択 +「数式」タブの「関数の挿入」をクリック +「関数の挿入」で、関数の分類に「統計」を選択し、「F.DIST」を選択して「OK」をクリック +「X」の欄に「F2」を指定し、「自由度1」の欄に「4」、「自由度2」の欄に「10」、「関数形式」の欄に「FALSE」と入力し、「OK」をクリック #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1010.png,nolink,F分布の計算) +G2セルの内容を、G3~G42セルにコピー 同じような操作をして、第1自由度と第2自由度を「10」に設定して、H2~H42セルに計算をしてください。 さらに、次の手順にしたがって、'''F'''分布のグラフを作成します。 +マウスをドラッグして、G1~H42セルを範囲指定する +「挿入」タブから「折れ線」をクリックし、左上の「折れ線」を選択 グラフを作成したら、''標準正規分布のグラフを作成したのと同じように''、 横軸のラベルをF2~F42セルの値で設定してください。 作成できたら、グラフのタイトルを「'''F'''分布」と設定してください。 #ref(2015/BHS/10th/1st/BHS1011.png,nolink,F分布のグラフ) |