情報処理演習 第2回表計算ソフトの歴史「表計算ソフト」を、英語では"Spreadsheet Software"(スプレッドシート・ソフトウェア)といいます。操作の練習を始める前に、まずは表計算ソフトが「いつごろ」「なぜ」登場したのか、そして、現在までどのように開発されてきたのかを見てみましょう。
表計算ソフトとはもともとは会計処理のために誕生したソフトですが、現在では統計処理やデータベースなど、数字などのデータを処理・解析する目的に幅広く利用されています。また、マクロ機能のプログラミングを行なうことで、簡単なアプリケーションソフトを作ることもできます。表計算ソフトの特長は、次のようなものがあります。
Excelの画面説明
簡単な表の作成簡単な表を作成するのに必要な操作は、次のとおりです。
詳しくは、「インフォメーション・リテラシ」の145〜168ページを読んでください。
一番最初に覚えてほしい操作は、「元に戻す」です。 入力や操作に失敗したときには、メニューバーの「編集」→「元に戻す」をクリックするか、[Ctrl]+[Z]キーを押せば、失敗する前の状態に戻ります。 データの入力・編集・削除まず練習として、シートに次の表のデータを入力してください。
(「2003年上半期ウイルス発見届出状況」,IPAセキュリティセンター 2003-07-03 発表資料)
入力ができたら、次のように装飾してください。
すると、次のようなシートができます。 簡単な計算簡単な計算として、件数の合計を求めます。次のように操作してください。
合計が計算できたら、つづいて各感染経路の割合を求めましょう。
ここまで操作すると、次のような表ができます。 セルの書式設定このままでは割合がわかりにくいので、表示形式や小数点以下の数字を調整します。 小数点以下の桁数は、1桁にします。
次に、件数に桁区切り(例えば1,000)を設定してみましょう。B2〜B6までのセルに、セルの書式設定で適切な設定をしてみましょう。できると、次のような表ができます。 罫線の設定最後にセルの枠に罫線をひいて、表らしくしましょう。 ツールバーの「罫線ボタン」や、右クリックの「セルの書式設定」で設定できます。設定できると、次のような表が出来上がります。 次回の予定
参考サイト
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