HTMLのバージョンや文字コードを設定するHTMLのバージョンと文字コードを設定するここまで、 HTMLファイルでよく使われるタグについて見てきました。 キーワードや重要な文章など、 強調したい単語や文章があって、その部分をわかりやすく見せたい場合には、 em要素やstrong要素を使います。 しかし、HTMLファイルを公開するときには、 書かれた内容が、 ブラウザで正しく表示されるように、 ファイルに関する情報を設定しておく必要があります。 主な情報として、HTMLファイルで使っている 「HTMLのバージョン」と「文字コード」の設定を説明します。<em>...</em> <strong>...</strong> /pre> HTMLのバージョンを設定するHTMLには、前に紹介したように、 いくつかのバージョンがあります。 em要素は「通常の強調」を、strong要素は「より強い強調」を示します。設定された部分は、強調されたことがわかるように、 文字のスタイルが変わります。 一般的なブラウザでは、 em要素を斜体(イタリック)で、strong要素を太字で表示します。 さらに、 現在よく使われるバージョンである、「HTML 4.01」や「XHTML 1.0」には、 「推奨されている書き方がされているか」「以前のバージョンと互換があるか」など、 3種類の区別があります。 なお、このような強調スタイルの使い方は欧米ではよく使われますが、 日本では太字や下線を使う場合が多いでしょう。 strong要素だけを使うのもよいのかもしれません。 そのバージョンや区別を設定するには、 「DOCTYPE宣言」を使います。 <strong>ここがポイント</strong> <em>文字の太さを変えるためだけに、emやstoring要素は使わない!</em> 各要素の役割を考えて使いましょう。 文字のスタイルを変えるには、CSSを使いましょう。 /pre> #spanend #spanadd <!DOCTYPE ... > #spanend #spanaddDOTYPE宣言は、HTMLファイルの最初の行に書きます。 ここでは、HTML 4.01を準拠し(守って)、 比較的に自由にいろいろなタグを使えるという設定を紹介します。 課題で作るファイルには、次の設定をしてください。 すべて半角文字で入力してください。 (下の内容には全角文字が含まれているので、コピーするときには注意してください) #spanend #spanadd <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" #spanend #spanadd "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> #spanend #spanadd「Transitional」の部分が、HTMLの書き方の種類を決めている部分です。 書き方には、「推奨している書き方をしているか/いないか」などで、 次の3種類があります。 また「"http〜.dtd"」の書き方も変わります。
言語の設定html要素にlang属性を設定することで、 HTMLファイルがどのような言語で書かれているかを指定できます。#spanend #spanadd <html lang="言語コード"> #spanend #spanaddlang属性は、その要素が書かれている言語を設定するものです。 言語コードは、各言語を示す単語が指定されます。 「ja」は「日本語の言語コード」という意味になります。 ほかには「en」(英語)、「es」(フランス語)、「zh」(中国語)などがあります。 課題で作るファイルには、次の設定をしてください。 #spanend #spanadd <html lang="ja"> #spanend #spanadd 文字コードを設定するHTMLファイルが書かれた文字コード(コンピュータ上の文字の表現方法)を、 設定することができます。 設定するには、meta要素を使って、 head要素の中に書きます。#spanend #spanadd <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; #spanend #spanadd charset=文字コード"> #spanend #spanadd文字コードには、言語ごとにいくつかの種類があります。 日本語で使われる主な文字コードには、次の4種類があります。 パソコンでよく使われるのは、「シフトJIS」です。
#spanend #spanadd <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; #spanend #spanadd charset=Shift_JIS"> #spanend #spanadd 設定ができると...ここで説明した設定をすると、 HTMLファイルの最初の数行は、次のようになります。#spanend #spanadd <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" #spanend #spanadd "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> #spanend #spanadd <html lang="ja"> #spanend #spanadd <head> #spanend #spanadd <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; #spanend #spanadd charset=Shift_JIS"> #spanend #spanadd 次へ進んでください。 }} |