*プレゼンテーション [#j55381ae] **プレゼンテーションとは? [#xbdee025] プレゼンテーションとは、「発表」「紹介」「表現」をすることを意味しています。 次の例のように、人に「発表」「紹介」「表現」するときに、さまざまなツールを利用して、聞き手に内容を理解し賛同してもらうのが、プレゼンテーションのおもな目的です。 ''プレゼンテーション''(略して''プレゼン'')とは、 「発表」「紹介」「表現」をすることを意味しています。 -講習会や授業での説明 -会議での企画・作品の発表・表現 -学会での研究の発表 このような、人前で「発表」「紹介」「表現」するときに、 聞き手に内容を理解し賛同してもらうのが、 プレゼンテーションのおもな目的です。 **プレゼンテーションの方法 [#l12d5b1f] 現在のプレゼンテーションのおもな方法は、 「プレゼンテーションソフト」と「プロジェクタ」を使う方法です。 プレゼンテーションソフトとプロジェクタを使う利点は、次のとおりです。 最近は、プレゼンテーションソフトではなく、Webページを使う方法もあります。 プレゼンテーションソフトを使えば、 次のような効果的なプレゼンテーションを手軽に行うことができます。 -視覚的な表現(グラフィック、イラスト) -直感的なデータの表現(表、グラフ) -動きのある表現(アニメーション) -他のプレゼンテーションデータや表・グラフを利用 -短時間で効果的なプレゼンテーションを作成 // プレゼンテーションソフトが登場する以前の、プレゼンテーションのツールには次のものがあげられるでしょう。現在でもこれらのツールは利用されており、プレゼンテーションソフトだけでは説明・表現できないものには、とても有効です。 // -内容が消えてしまうもの : 黒板、ホワイトボード // -内容が消えないもの : OHP(Over Head Projector)、OHC(Over Head Camera)、スライド(35mmフィルム) **プレゼンテーションソフトの機能 [#sd418332] ***おもな機能 [#m716b561] プレゼンテーションソフトでは、プレゼンテーションのもととなる''「スライド」''を作成します。いくつものスライドを作成して、パラパラマンガのようにして見せるのが、プレゼンテーションソフトを使ったプレゼンテーションです。 ***おもな機能 [#de11c1d8] プレゼンテーションソフトでは、 もとになる''「スライド」''をいくつか作成して、 パラパラマンガのように、 順番に表示していきます。 プレゼンテーションソフトのおもな機能を、いくつか挙げてみます。 -スライドの管理機能 --スライドの作成・編集・削除 --スライドのレイアウト・デザイン・配色 --スライドの再生(スライドショー) -アウトライン機能 --箇条書き・段落番号 --インデント、文字の位置揃え(左・中央・右) --文字の装飾 -グラフィック機能 --図形の作成・編集(ドロー機能、オートシェイプ) --イラストの挿入(クリップアート) --絵文字の作成・編集(ワードアート) -アニメーション機能 --文字や図形のアニメーション --スライドの切り替えのアニメーション(画面切り替え) -資料機能 --配布資料 -スライドの管理(作成、レイアウト、デザイン) -スライドの再生(スライドショー) -アウトライン(箇条書き、インデント) -文字の装飾(フォントの設定、文字の位置揃え) -図形やイラストの作成・編集(オートシェイプ、クリップアート) -アニメーション(文字や図形、画面切り替え) ***プレゼンテーションソフトの便利な使い方 [#v3af13d1] プレゼンテーションは、ビジネスの世界では、いまや必須のソフトであるといえます。 しかし、個人向けにも、このような使い方ができます。 -ポスターやカード -アルバム(写真をはりつけて) -レシピ(写真や動画を貼り付けて) -日記(絵日記・写真つき日記) -紙芝居やパラパラ漫画(スライドを切り替えて) ***プレゼンテーションの作成手順 [#o685ffa2] プレゼンテーションソフトを使った、プレゼンテーション資料の作成手順は、 たとえば次のような順序になります。 しかし、必ずしもこの順序で作る必要はなく、それぞれの段階を効率よくやるのがポイントです。 +スライド全体のレイアウト、デザイン、配色の設定 +タイトルスライドの作成 --題名や発表名の入力 --タイトルイラストの挿入 +説明のスライドの作成 ++新たらしいスライドの作成とレイアウトの設定 ++文章の入力・装飾 ++図や表・グラフの作成 ++アニメーションの設定 +スライドショーで確認 **Powerpointの操作 [#gc757395] 代表的なプレゼンテーションソフトである、Powerpoint(マイクロソフト社)を使って、 プレゼンテーションソフトの操作を学習します。~ (テキスト「インフォメーション・リテラシ」の182〜204ページを参照) &ref(PowerPointのチュートリアル.ppt,こちらのファイル);をダウンロードして起動してください。 このファイルを操作しながら、プレゼンテーションソフトを学習します。 (ページ数はテキスト「インフォメーション・リテラシ」の説明のページです) 次のようにして、 練習用のファイル''「PowerPointのチュートリアル.xls」''をコピーしてください。 +「マイコンピュータ」→「Fsの資料・課題」→「kawano」→「配布」を開く +「&ref(PowerPointのチュートリアル.xls);」を右クリックし、「コピー」を選ぶ +「マイドキュメント」→「コンピュータ演習」を開く +ウィンドウ右側の空白を右クリックし、「貼り付け」を選ぶ 練習用のファイルを操作しながら、学習します。 ページ数はテキスト「インフォメーション・リテラシ」の説明のページです。 -スライドの作成(187ページ) -スライドのデザイン・レイアウト(187〜190ページ) -文字の入力・編集(185〜186ページ) -図形の作成・編集 -図・イラストの挿入 -アニメーション(193〜197ページ) ***Powerpointを最初に操作するときの設定 [#qe9c8d08] Powerpointは、最初の状態では、すべての機能・メニューをすぐに利用することができません。 そこで、次のように設定して、すべての機能・メニューを利用できるようにしましょう。 +メニューから、「ツール」→「ユーザ設定」をクリック +「オプション(O)」タブをクリック +ウィンドウ上部「メニューとツールバー」の、 2ヵ所のチェック欄をマウスでクリックしてチェック +「OK」ボタンをクリックして、ユーザ設定を閉じる |