TITLE:折れ線グラフの作成 *折れ線グラフの作成 [#kb0f37c6] TITLE:複合グラフの作成 *複合グラフの作成 [#r4b438d6] シートを切り替えて、グラフを作成します。 「折れ線グラフ」という名前のシートをクリックして選択してください。 #ref(2012/11th/line_chart/cap0926.png,nolink,シートの切り替え) 「複合グラフ」という名前のシートをクリックして選択してください。 #ref(2012/11th/compound_graph/cap0929.png,nolink,シートの切り替え) **折れ線グラフ [#qfcfd47b] **複合グラフ [#sfcb5039] #ref(2009/9th/line_chart/is0906.png,nolink,折れ線グラフ) #ref(2009/9th/compound_graph/is0907.png,nolink,複合グラフ) < ''折れ線グラフ''の特徴は、次のとおりです。 -線の傾きによって''数量の大小を比較''する -一定期間にわたって''連続して推移する数値を観察''するときに使う ''複合グラフ''の特徴は、次のとおりです。 -棒グラフと折れ線グラフなど、''異なるグラフを組み合わて表現''する -複数のデータ系列の様子を''同時に観察''する場合に使う > < 折れ線グラフを扱うときの注意点は、次のとおりです。 -縦軸に数量、横軸に時間経過(年、月など)をとる -軸の目盛は等間隔にとる -ひとつのグラフに、複数の折れ線を描くときには、線の色、太さ、マーカーの種類などを変えて、明確に区別できるようにする -線の傾きで変化の大きさをみるので、横軸の目盛を極端に縮めたり伸ばしたりすると、変化が極端になったりわかりにくくなるので、適切に目盛りをとる 複合フラフを扱うときの注意点は、次のとおりです。 -プロットエリアの左右(または上下)両軸をそれぞれ軸として、それぞれの軸の単位や目盛りの取り方が異なる -棒グラフの場合は左側を、折れ線グラフの場合は右側を軸とすることが多い > **複合グラフの作成 [#n41188b7] それでは複合グラフを作成します。 まず、元になるグラフとして縦棒グラフを作成します。 **折れ線グラフの作成 [#y5df7461] それでは、折れ線グラフを作成してみましょう。 ***元になるグラフの作成 [#w7547798] 縦棒グラフを作成します。 +B4〜D11セルを、マウスでドラッグして、範囲指定する +「挿入」タブの「グラフ」グループにある「縦棒」ボタンをクリックする +メニューから「2-D縦棒」の「2-D集合縦棒」を選択する #ref(2012/11th/create_graph/cap0902.png,nolink,「縦棒」ボタン) +縦棒グラフが挿入される ここでは、A列の西暦の年次のデータを使うことにします。 離れた場所のセルを指定するには、「Ctrl」キーを使います。 当然ですが、このままでは「1世帯当たりの世帯人員」のグラフは、 値が小さすぎで表示されません。 #ref(2009/9th/compound_graph/is0960.png,nolink,途中経過) +「Ctrl」キーを押しながらマウスをドラッグ(またはクリック)して、A5〜A12セルと、C5〜D12セルを範囲選択する #ref(2012/11th/line_chart/cap0927.png,nolink,範囲選択) +「挿入」タブの「グラフ」グループにある「折れ線」ボタンをクリックする +メニューから「2-D折れ線」の「マーカー付き折れ線」を選択する #ref(2012/11th/line_chart/cap0928.png,nolink,「折れ線」ボタン) +グラフが作成される ***第2軸のグラフの設定 [#t19cd173] 次に、「1世帯当たりの世帯人員」のデータだけ、折れ線グラフに変更します。 +凡例の「1世帯当たりの世帯人員」と書かれた部分を何回かクリックして、「1世帯当たりの世帯人員」だけ選択する #ref(2009/9th/compound_graph/is0961.png,nolink,選択) +「グラフツール」→「デザイン」タブの「種類」メニューにある、「グラフの種類の変更」ボタンをクリックする #ref(2012/11th/compound_graph/cap0930.png,nolink,「グラフの種類の変更」ボタン) +グラフの種類で「折れ線」の「マーカーつき折れ線」を選択して、「OK」をクリック #ref(2012/11th/compound_graph/cap0931.png,nolink,「グラフの種類の変更」) +「1世帯当たりの世帯人員」のグラフだけ、折れ線グラフに変更される ここで、 棒グラフは「5000」まで値をとり単位が「万世帯」なのに対して、 折れ線グラフは「4」までの値をとり単位が「人」となり、 ひとつの軸に異なる単位のグラフが混在しています。 そこで、折れ線グラフを''第2軸''(もう一つの軸)を扱うグラフに設定します。 +折れ線グラフを右クリックして、メニューから「データ系列の書式設定」を選択する #ref(2012/11th/compound_graph/cap0931.png,nolink,「データ系列の書式設定」) +「系列のオプション」で、「第2軸」を選択し、「閉じる」をクリック #ref(2012/11th/compound_graph/cap0932.png,nolink,「系列のオプション」) +折れ線グラフが第2軸(グラフ右側の軸)で描かれる #ref(2012/11th/compound_graph/cap0933.png,nolink,複合グラフ) 作成できたら、グラフに次の設定をしてください。 -横軸の項目名(年次)が横書きで表示されるように、グラフエリアの大きさを大きくする -グラフのタイトルを「百貨店とスーパーの年間販売額(衣料品)」にして、フォントの「太字」を解除して、フォントサイズを「14」にする -凡例は「グラフの右」に配置にする -縦軸の軸ラベルを「(十億円)」にして、フォントの「太字」を解除する -横軸の軸ラベルを「(年次)」にして、フォントの「太字」を解除する -縦軸の目盛りは最大値を「6000」までで、「目盛間隔」は「1000」にする -グラフのタイトルを「世帯数と1世帯当たりの世帯人員の推移」にして、フォントの「太字」を解除し、フォントサイズを「14」にする -凡例は「グラフの下」に配置にする -主縦軸の軸ラベルを「(万世帯)」にして、フォントの「太字」を解除する -第2縦軸の軸ラベルを「(人)」にして、フォントの「太字」を解除する -主縦軸の目盛りは最大値を「5000」までで、「目盛間隔」は「1000」にする -第2縦軸の目盛りは最大値を「4」までで、「目盛間隔」は「1」にする -グラフの大きさを横に大きくする ここまでできると、次のようになります。 #ref(2009/9th/line_chart/is0959.png,nolink,途中経過) #ref(2009/9th/compound_graph/is0967.png,nolink,途中経過) &br; &navi2(2013/11th,next);進んでください。 ---- #navi2(2013/11th,prev,toc,next) |