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情報科学 - 2011/7th/counting_function の変更点

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TITLE:個数を数える関数
*個数を数える関数 [#t57f0cad]

次に、3種類の個数を数える関数を使って、
さまざまな個数の数え方を行ってみましょう。

**数値の入力されたセルの個数を数える [#uab251e9]
まずは、
受講した学生数を関数を使って数えます。
番号(A列)を利用して、数えましょう。

「数値の入力されたセルの個数」を数えるには、
''COUNT''関数を使います。

>
:COUNT(数値が入ったセルの個数を計算する)|
--書式 : COUNT(数値1, 数値2, ...)
--引数 : 数値1, 数値2, ... :個数を計算するセルの範囲
--例:C1〜C10セルまでの数値が入ったセルの個数を数える
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):COUNTCOLOR(black):(C1:C10)
}}
<

では、次のようにして、関数を使ってみましょう。
+C38セルをクリックして選択する
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリックする
#ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン)
+利用する関数の選択する
#ref(2009/7th/counting_function/is0728.png,nolink,「関数の挿入」)
--「関数の分類」から「統計」を選択する
--「関数名」から「COUNT」を選択する
--「OK」ボタンをクリック
+引数を設定する
#ref(2009/7th/counting_function/is0729.png,nolink,「関数の引数」)
--「値1」の入力欄をクリックし、A3〜A32セルをドラッグして範囲選択する~
(自動的に「A3:A32」と入力される)
--「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される


**空白でないセルの個数を数える [#e7cd92fa]
次に、
科目ごとの成績一覧から、
科目ごとの受験者数を関数を使って数えます。

COUNT関数では、数値の入ったセルの個数しか数えられません。
そこで、「空白でない(値が入った)セルの個数」を数える、
''COUNTA''関数を使います。

>
:COUNTA(空白でないセルの個数を計算する)|
--書式 : COUNTA(数値1, 数値2, ...) 
--引数 : 数値1, 数値2, ... :個数を計算するセルの範囲
--例:D1〜D10セルまでの空白でない(値が入った)セルの個数を数える
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):COUNTACOLOR(black):(D1:D10)
}}
<

まず、国語の受験者数を求めましょう。
次のようにして、関数で求めます。
+C39セルをクリックして選択する
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリックする
#ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン)
+利用する関数の選択する
#ref(2009/7th/counting_function/is0728.png,nolink,「関数の挿入」)
--「関数の分類」から「統計」を選択する
--「関数名」から「COUNTA」を選択する
--「OK」ボタンをクリック
+引数を設定する
#ref(2009/7th/counting_function/is0730.png,nolink,「関数の引数」)
--「値1」の入力欄をクリックし、C3〜C32セルをドラッグして範囲指定する~
(自動的に「C3:C32」と入力される)
--「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される


C39セルに国語の受験者数を計算できたら、
C39セルの数式をD39〜H39セルにコピーして、
他の科目の受験者数を計算しましょう。
[[オートフィル>../auto_fill]]機能を使って、
マウス操作でコピーするとよいでしょう。


***受験率の計算 [#i9835078]
学生数と科目ごとの受験者数を求めることができたら、
科目ごとの受験率を計算してください。

受験率の計算は、次のようになります。
 受験率=その科目の受験者数÷学生数

上の式をもとに、Excelの数式をC40〜H40セルにつくってください。
ただし、計算結果は「0.93...」と小数点表示になるので、
次のようにして、小数点以下第1位までのパーセンテージ表示にしてください。
+C40〜H40セルをマウスでドラッグして範囲選択する
+「ホーム」タブの「数値」グループにある、「パーセントスタイル」ボタンをクリックして、パーセンテージ表示にする
#ref(2009/7th/counting_function/is0731.png,nolink,パーセントスタイル)
+「ホーム」タブの「数値」グループにある「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタン・「小数点以下の表示桁数を増やす」ボタンを使って、小数点以下第1位までが表示されるように調整する
#ref(2009/7th/auto_SUM/is0720.png,nolink,小数点以下の表示桁数の設定)



**特定の条件を満たすセルの個数を数える [#laf47e50]
次に、
個人ごとの全科目の平均点をもとに、
「60点以上を合格」として、合格者数を関数を使って数えます。

このように、
特定の条件を満たすセルの個数を数えるには、
''COUNTIF''関数を使います。

>
:COUNTIF(指定された範囲のセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す)|
--書式 : COUNTIF(範囲, 検索条件)
--引数 : 範囲 : 個数を求めるセルの範囲
--引数 : 検索条件 : 個数を求めるセルの検索条件
--例:E1〜E10セルまでの内容が「☆」のセルの個数を数える
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):COUNTIFCOLOR(black):(E1:E10,"☆")
--例:W1〜W10セルまでの内容が「80より大きい」のセルの個数を数える
#pre(novervatim){{
=COLOR(red):COUNTIFCOLOR(black):(W1:W10,">80")
}}
<

検索条件には、次のような''比較演算子''を使います。
条件を満たす場合は「TRUE」(真)、
満たさない場合は「FALSE」(偽)と判断します。
|CENTER:演算子|CENTER:式|CENTER:内容|CENTER:例|CENTER:結果|h
|=(等号)|CENTER:A=B|AとBが等しい|1=2|FALSE|
|<>(不等号)|CENTER:A<>B|AとBが等しくない|3<>4|TRUE|
|>(〜より大きい)|CENTER:A>B|AがBより大きい|5>6|FALSE|
|<(〜より小さい)|CENTER:A<B|AがBより小さい|7<8|TRUE|
|>=(〜以上)|CENTER:A>=B|AがB以上である|9>=10|FALSE|
|<=(〜以上|A<=B|CENTER:AがB以下である|11<=11|TRUE|

実際に、
COUNTIF関数での検索条件は、
次のように指定します。
文字列を条件にする場合は、
「"」(ダブルクォーテーション)で囲みます。
|COUNTIF(A1:A10,"☆")|A1〜A10セルで、値が「☆」のセルの個数|
|COUNTIF(A1:A10,"<=10")|A1〜A10セルで、値が「10以下」のセルの個数|

***合格者数を計算する [#x644c35d]
まず、合格者数を求めましょう。
次のようにして、関数で求めます。
+C43セルをクリックして選択する
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリックする
#ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン)
+利用する関数の選択する
#ref(2009/7th/counting_function/is0728.png,nolink,「関数の挿入」)
--「関数の分類」から「統計」を選択する
--「関数名」から「COUNTIF」を選択する
--「OK」ボタンをクリック
+引数を設定する
#ref(2009/7th/counting_function/is0732.png,nolink,「関数の引数」)
--「範囲」の入力欄をクリックし、I3〜I32セルをドラッグして範囲指定する~
(自動的に「I3:I32」と入力される)
--「検索条件」の入力欄に、「>=60」と入力する
--「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される

***不合格者数を計算する [#e7bbea96]
次に、
不合格者数を求めましょう。
次のようにして、関数で求めます。
+C44セルをクリックして選択する
+数式バーの「''関数の挿入''」ボタンをクリックする
+利用する関数の選択する
--「関数の分類」から「統計」を選択する
--「関数名」から「COUNTIF」を選択する
--「OK」ボタンをクリック
+引数を設定する
--「範囲」の入力欄をクリックし、I3〜I32セルをドラッグして範囲指定する~
(自動的に「I3:I32」と入力される)
--「検索条件」の入力欄に、「<60」と入力する
--「OK」ボタンをクリックすると、結果が表示される


&br;
ここまでできると、次のようになります。
#ref(2009/7th/counting_function/is0733.png,nolink,途中経過)
#ref(2011/7th/counting_function/cap0604.png,nolink,途中経過)


&br;
&navi2(2011/7th,next);に進んでください。
----
#navi2(2011/7th,prev,toc,next)

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