TITLE:順位を求める関数 *順位を求める関数 [#pff60cea] 次に、個人ごとの全科目の合計点をもとに、 点数の高い人から順位をつけてみましょう。 データごとの順位を求めるには、''RANK'' 関数を使用します。 **RANK関数 [#udbe73af] RANK関数は、次のような関数です。 > :RANK(数値が指定された範囲で何番目に位置するかを返す) | --書式 : RANK(数値, 範囲, 順序) --引数 : 数値 : 順位を調べる数値 --引数 : 範囲 : 調べるセルの範囲 --引数 : 順序 : 順位の並べ方 ---0か省略なら、大きいもの順に順位をつける(降順) ---0以外の数字なら、小さいもの順に順位をつける(昇順) < **RANK関数を利用した処理 [#d22b245b] L列に全科目の合計点をもとにした順位を求めてみましょう。 ここでは、[[絶対参照>../reference]]も利用します。 +L3セルをクリックして選択する +数式バーの左側にある「関数の挿入」ボタンをクリックする #ref(2009/7th/ranking_function/is0725.png,nolink,「関数の挿入」ボタン) +「関数の挿入」ウィンドウが表示されたら、利用する関数を選択する #ref(2009/7th/ranking_function/is0726.png,nolink,「関数の挿入」ボタン) --「関数の分類」から「統計」を選択する --「関数名」から「RANK」を選択する(「関数の検索」に「順位」と入力して検索してもよい) +「関数の引数」ウィンドウが表示されたら、引数を設定する #ref(2009/7th/ranking_function/is0727.png,nolink,「関数の挿入」ボタン) --「数値」の入力欄をクリックし、J3セルをクリックして指定する &br;(自動的に「J3」と入力される) --「範囲」の入力欄をクリックし、J3〜J32セルをドラッグしてして指定する &br;(自動的に「J3:J32」と入力される) --「J3:J32」に「$」マークを入力して、「$J$3:$J$32」とする --「順序」の入力欄をクリックし、「0」と入力 +「OK」ボタンをクリックすると、順位が計算される > 「範囲」の指定に絶対参照を利用しています。 絶対参照を利用することで、数式をコピーしても、 絶対参照したセル番地は変わらないので、 ただしく順位を求めることができます。 < 計算ができたら、[[オートフィル>../auto_fill]]機能を使って、 L3セルの数式をL4〜L32セルにコピーします。 +L3セルをクリックして選択する +選択した範囲の右下にある■(フィルハンドル)にマウスのポインタを合わせる +マウスのポインタが「+」に変わったら、L32セルまでドラッグする +ドラッグし終えると、L4〜L32セルまでに数式がコピーされて、順位が求められる &br; &navi2(2010/7th,next);進んでください。 ---- #navi2(2010/7th,prev,toc,next) |