ピボットテーブルシートを切り替えます。 「ピボットテーブル」という名前のシートをクリックして選択してください。 ![]() ピボットテーブルピボットテーブルとは表計算ソフトを使って表やグラフを作っても、 複数の項目や大量のデータがある場合は、 表やグラフを見ただけでは、 すぐにデータの特徴をつかむことができないこともあります。 データに埋もれた特徴をつかむためには、 データをうまく集計することも必要です。 「ピボットテーブル」(クロス集計ともいう)の機能を使えば、 大量のデータを集計・分析することができます。 ピボットテーブルの機能は、簡単にいえば、 「大量なデータを複数の項目に注目して集計しまとめる」です。 項目ごとの合計や平均など、 単純な集計ではわかりづらいデータの特徴をつかむことができます。
ピボットテーブルの表ピボットテーブルの表(クロス集計表ともいいます)では、 2種類の項目のデータを比べやすくするための1つの作法(ルール)があります。 作法にしたがうと、 上の例は「年代という基準で、性別ごとの購入者数を比較した」ことになります。
ピボットテーブルを使ったデータの分析「ピボットテーブル」というシートのデータを使って、 ピボットテーブルを作成して、データを分析してみましょう。 ピボットテーブルの作成まず、ピボットテーブルを作成します。 「販売先」を基準にして、「担当者」ごとの売上の「金額」を比較してみましょう。
ピボットテーブルは、新しいシート(「Sheet1」など)に作成されます。 もとのデータはそのままです。 ここまでは、ピボットテーブルの枠の作成になります。 次に、集計をするために、 ピボットテーブルの列(列ラベル)、行(行ラベル)、集計値(Σ値)を設定して、 ピボットテーブルの中身の作成をします。
データの抽出ピボットテーブルの列または行ラベルエリアの項目を選択して、 特定のデータだけ抽出することができます。 フィルタ機能と同じような操作です。 「列ラベル」から「A株式会社」と「B電子」のデータだけ抽出してみましょう。
もとの状態に戻すには、「すべての選択」のチェック欄(□)をクリックして、 チェック状態にします。 集計方法の変更ピボットテーブルを作った状態では、 集計方法は数値の場合は合計を表示します。 集計方法を変更して、データの傾向を別の角度から見てみましょう。
集計する項目の変更フィールドのグループ化ピボットテーブルを使った集計左下のシート名「売上表」をクリックし、「売上表」のシートを表示してください。 ピボットテーブルの作成担当者ごとの、各販売先への売り上げ金額を調べてみましょう。 次のようにして、ピボットテーブルを作成します。
この表を使えば、 「担当者を基準とした、各販売先への売り上げの比較」を分析することができます。 #ref(): File not found: "excel10.png" at page "2009/11th/cross_tabulation" ピボットテーブルの設定「日付」や「担当者」や「販売先」の「▼」ボタンをクリックすると、データをさらに絞り込むことができます。
元に戻すには「▼」ボタンのメニューから「すべて」を選ぶかチェックします。
また、「合計/金額」をダブルクリックすると、集計方法も変更できます。 集計するデータ(今は「金額」)の 合計・個数・平均・最大最小値などを自動的に集計することができます。 また、「表示形式」をクリックすれば、 「¥10,000」「100.00」のようなデータの表示形式も設定できます。 #ref(): File not found: "excel13.png" at page "2009/11th/cross_tabulation" ピボットテーブルの設定をいろいろ変更し、表がどのようにかわるか確認してください。 集計する項目の変更現在のピボットグラフを変更して、 別の角度からデータを集計・分析することができます。 それには、表にしている項目を変更します。 たとえば「担当者を基準に、各商品の売り上げ状況を調べる」ことにしましょう。 それには、次のように操作します。
このように、行の項目を変更することができます。 ほかに「列」(担当者)や「データ」(金額)や「ページ」(日付)の各部分も、 使用するデータの項目を変更することができます。 #ref(): File not found: "excel15.png" at page "2009/11th/cross_tabulation" 項目をいろいろ変更して、どのように表が変わるか確認してください。 また、行や列などの各部分には、2つ以上の項目を設定することもできますので、確認してください。 データのグループ化上の図の状態では、日付(年月日)ごとの集計しかできません。 このような集計では、細かいデータの動きはわかっても、大まかな動きはわかりにくくなります。 そこで、日付を月単位でまとめることにしましょう。 つまり「月ごとの集計」を表示させます。
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