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情報科学 - 2009/11th/cross_tabulation のバックアップ(No.3)

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    • 5 (2010-01-06 (水) 05:59:06)

ピボットテーブル

シートを切り替えます。 「ピボットテーブル」という名前のシートをクリックして選択してください。

シートの切り替え
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ピボットテーブル

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ピボットテーブルとは

表計算ソフトを使って表やグラフを作っても、 複数の項目や大量のデータがある場合は、 表やグラフを見ただけでは、 すぐにデータの特徴をつかむことができないこともあります。 データに埋もれた特徴をつかむためには、 データをうまく集計することも必要です。

「ピボットテーブル」(クロス集計ともいう)の機能を使えば、 大量のデータを集計・分析することができます。 ピボットテーブルの機能は、簡単にいえば、 「大量なデータを複数の項目に注目して集計しまとめる」です。 項目ごとの合計や平均など、 単純な集計ではわかりづらいデータの特徴をつかむことができます。

たとえば、ある商品の購入した100人を調査して、 その割合が男性が7割で女性が3割だったとします。 これは「男性か女性か」というひとつの項目で集計した結果ですが、 「年代」の項目を追加してみましょう。

ピボットテーブルの例

年代によって男女の比率がかわり、 「女性のほうが購入している」年代があることがわかります。 ピボットテーブルを使えば、 このようなより細かいデータの分析もできます。

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ピボットテーブルの表

ピボットテーブルの表(クロス集計表ともいいます)では、 2種類の項目のデータを比べやすくするための1つの作法(ルール)があります。 作法にしたがうと、 上の例は「年代という基準で、性別ごとの購入者数を比較した」ことになります。

  • 列ごとの項目(縦方向)
    • 比較する基準になる項目や要因となる項目
    • 上の例では「年代」
  • 行ごとの項目(横方向)
    • 結果や比較したい項目
    • 上の例では「性別」
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ピボットテーブルを使った集計

左下のシート名「売上表」をクリックし、「売上表」のシートを表示してください。

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ピボットテーブルの作成

担当者ごとの、各販売先への売り上げ金額を調べてみましょう。

次のようにして、ピボットテーブルを作成します。

  1. メニューバーから「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を選びます。
  2. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 1/3」というウィンドウが表示されます。 データの場所が「Excelのリスト/データベース」、 レポート種類が「ピボットテーブル」なのを確認し、 「次へ」ボタンをクリックします。

    #ref(): File not found: "excel06.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

  3. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 2/3」というウィンドウが表示されます。 ピボットテーブルで集計する範囲を選びます。
    A1〜G46セルをマウスでドラッグして選択します。 選択できたら「次へ」ボタンをクリックします。

    #ref(): File not found: "excel07.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

  4. 「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード - 3/3」というウィンドウが表示されます。
    どこにピボットテーブルを作るか選択します。「既存のワークシート」を選び、下の入力欄をクリックした後、A50セルをクリックしてください。

    #ref(): File not found: "excel08.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

  5. 「レイアウト」ボタンをクリックしてください。
    1. 「レイアウト」ウィンドウでは、どのようにデータを集計するかを設定します。
      右側に並んでいる項目名のアイコンを、左側の表へドラッグすることで設定します。 次のようにドラッグしてください。 すべてできたら「OK」ボタンをクリックしてください。
      • 「日付」を「ページ」へドラッグ
      • 「担当者」を「行」へドラッグ
      • 「販売先」を「列」へドラッグ
      • 「金額」を「データ」へドラッグ
  6. 「完了」ボタンをクリックすると、ピボットテーブルができあがります。

    #ref(): File not found: "excel09.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

この表を使えば、 「担当者を基準とした、各販売先への売り上げの比較」を分析することができます。

#ref(): File not found: "excel10.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

▲ ▼

ピボットテーブルの設定

「日付」や「担当者」や「販売先」の「▼」ボタンをクリックすると、データをさらに絞り込むことができます。

  1. 「▼」ボタンをクリック
  2. 表示したい項目だけをメニューから選択/またはチェック
  3. 「OK」ボタンをクリック

    #ref(): File not found: "excel11.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

元に戻すには「▼」ボタンのメニューから「すべて」を選ぶかチェックします。

  • 「日付」では、各日付のデータを表示
  • 「担当者」や「販売先」では、集計したい担当者・販売先のデータだけを選択して表示

    #ref(): File not found: "excel12.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

また、「合計/金額」をダブルクリックすると、集計方法も変更できます。 集計するデータ(今は「金額」)の 合計・個数・平均・最大最小値などを自動的に集計することができます。 また、「表示形式」をクリックすれば、 「¥10,000」「100.00」のようなデータの表示形式も設定できます。

#ref(): File not found: "excel13.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

ピボットテーブルの設定をいろいろ変更し、表がどのようにかわるか確認してください。

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集計する項目の変更

現在のピボットグラフを変更して、 別の角度からデータを集計・分析することができます。 それには、表にしている項目を変更します。

たとえば「担当者を基準に、各商品の売り上げ状況を調べる」ことにしましょう。 それには、次のように操作します。

  1. ピボットテーブルから「販売先」のボタンを、マウスでドラッグし表の外に出します(マウスポインタが「×」にかわります)。
  2. 「ピボットテーブルのフィールド」ウィンドウ(縦長の小さなウィンドウ)から、 「品物」をクリックし、表の「販売先」があった場所(「合計/金額」の右)までドラッグします。

    #ref(): File not found: "excel14.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

このように、行の項目を変更することができます。 ほかに「列」(担当者)や「データ」(金額)や「ページ」(日付)の各部分も、 使用するデータの項目を変更することができます。

#ref(): File not found: "excel15.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

項目をいろいろ変更して、どのように表が変わるか確認してください。 また、行や列などの各部分には、2つ以上の項目を設定することもできますので、確認してください。

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データのグループ化

上の図の状態では、日付(年月日)ごとの集計しかできません。 このような集計では、細かいデータの動きはわかっても、大まかな動きはわかりにくくなります。

そこで、日付を月単位でまとめることにしましょう。 つまり「月ごとの集計」を表示させます。

  1. ピボットテーブルの日付の列の中(どこでもよい)を右クリック
  2. メニューから「グループと詳細の表示」→「グループ化」を選択

    #ref(): File not found: "excel16.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

  3. 「グループ化」のウィンドウで、「単位」を「月」に設定

    #ref(): File not found: "excel17.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"

  4. 「OK」ボタンをクリックすると、月ごとの集計に変わる

    #ref(): File not found: "excel18.png" at page "2009/11th/cross_tabulation"


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