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情報科学 - 2009/7th/counting_function のバックアップ(No.1)

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  • 2009/7th/counting_function へ行く。
    • 1 (2009-11-28 (土) 05:55:35)

個数を数える関数

まずは、3種類の個数を数える関数を使って、 さまざまな個数の数え方を行ってみましょう。

▲ ▼

チーム数を数える

まずは、 チーム数を関数を使って数えます。 さっき入力した、 チームの番号を使って数えましょう。

「数値の入力されたセルの個数」を数えるには、 COUNT関数を使います。

COUNT(数値が入ったセルの個数を計算する)
  • 書式 : COUNT(数値1, 数値2, ...)
  • 引数 : 数値1, 数値2, ... :個数を計算するセルの範囲
  • 例:C1〜C10セルまでの数値が入ったセルの個数を数える
    =COUNT(C1:C10)
    

では、次のようにして、関数を使ってみましょう。

  1. A20セルに「チーム数」と入力
  2. B20セルをクリック
  3. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック

    #ref(): File not found: "excel03.png" at page "2009/7th/counting_function"

  4. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「統計」を選択
    • 「関数名」から「COUNT」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック

      #ref(): File not found: "excel04.png" at page "2009/7th/counting_function"

  5. 引数の設定
    • 「値1」の入力欄をクリックし、A2〜A19セルをドラッグして範囲指定
      (自動的に「A2:A19」と入力される)
    • 「OK」ボタンをクリック

      #ref(): File not found: "excel05.png" at page "2009/7th/counting_function"

▲ ▼

試合数を数える

次に、 チームごとの、 試合を関数を使って数えます。

COUNT関数では、数値の入ったセルの個数しか数えられません。 そこで、「空白でない(値が入った)セルの個数」を数える、 COUNTA関数を使います。

COUNTA(空白でないセルの個数を計算する)
  • 書式 : COUNTA(数値1, 数値2, ...)
  • 引数 : 数値1, 数値2, ... :個数を計算するセルの範囲
  • 例:D1〜D10セルまでの空白でない(値が入った)セルの個数を数える
    =COUNTA(D1:D10)
    

まず、最初のチームの試合数を求めましょう。 次のようにして、関数で求めます。l

  1. U2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「統計」を選択
    • 「関数名」から「COUNTA」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
  4. 引数の設定
    • 「値1」の入力欄をクリックし、C2〜T2セルをドラッグして範囲指定
      (自動的に「C2:T2」と入力される)
    • 「OK」ボタンをクリック

      #ref(): File not found: "excel06.png" at page "2009/7th/counting_function"

同じようにして、 U3〜U19セルに、 残りのチームの試合数を求めましょう。

注意
関数を使うときに、 引数に設定するセルの範囲(それぞれのチームの対戦結果)を 選びことに注意しましょう。
▲ ▼

勝敗を数える

次に、 チームごとの、 勝敗(勝ち・引き分け・負け)を関数を使って数えます。

対戦表では、 勝ち・引き分け・負けは、 「○」「△」「●」であらわされています。 それぞれの記号の数を数えれば、勝敗の状況がわかります。

このように、 特定の条件を満たすセルの個数を数えるには、 COUNTIF関数を使います。

COUNTIF(指定された範囲のセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返す)
  • 書式 : COUNTIF(範囲, 検索条件)
  • 引数 : 範囲 : 個数を求めるセルの範囲
  • 引数 : 検索条件 : 個数を求めるセルの検索条件
  • 例:E1〜E10セルまでの内容が「☆」のセルの個数を数える
    =COUNTIF(E1:E10,"☆")
    

検索条件には、次のような比較演算子を使います。 条件を満たす場合は「TRUE」(真)、 満たさない場合は「FALSE」(偽)と判断します。

演算子式内容例結果
=(等号)A=BAとBが等しい1=2FALSE
<>(不等号)A<>BAとBが等しくない3<>4TRUE
>(〜より大きい)A>BAがBより大きい5>6FALSE
<(〜より小さい)A<BAがBより小さい7<8TRUE
>=(〜以上)A>=BAがB以上である9>=10FALSE
<=(〜以上A<=BAがB以下である11<=11TRUE

実際に、 COUNTIF関数での検索条件は、 次のように指定します。 文字列を条件にする場合は、 「"」(ダブルクォーテーション)で囲みます。

COUNTIF(A1:A10,"☆")A1〜A10セルで、値が「☆」のセルの個数
COUNTIF(A1:A10,<>"")A1〜A10セルで、値が空白("")以外ののセルの個数
COUNTIF(A1:A10,<=10)A1〜A10セルで、値が「10以下」のセルの個数

まず、最初のチームの勝ち数を求めましょう。 次のようにして、関数で求めます。

  1. V2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「統計」を選択
    • 「関数名」から「COUNTIF」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
  4. 引数の設定
    • 「範囲」の入力欄をクリックし、C2〜T2セルをドラッグして範囲指定
      (自動的に「C2:T2」と入力される)
    • 「検索条件」の入力欄に、「"○"」と入力
      (「○」は「まる」で変換できる)
    • 「OK」ボタンをクリック

      #ref(): File not found: "excel07.png" at page "2009/7th/counting_function"

次に、最初のチームの引き分け数を求めましょう。

  1. W2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「統計」を選択
    • 「関数名」から「COUNTIF」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
  4. 引数の設定
    • 「範囲」の入力欄をクリックし、C2〜T2セルをドラッグして範囲指定
    • 「検索条件」の入力欄に、「"△"」と入力
      (「△」は「さんかく」で変換できる)
    • 「OK」ボタンをクリック

さらに、最初のチームの負け数を求めましょう。

  1. X2セルをクリック
  2. 数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
  3. 利用する関数の選択
    • 「関数の分類」から「統計」を選択
    • 「関数名」から「COUNTIF」を選択
    • 「OK」ボタンをクリック
  4. 引数の設定
    • 「範囲」の入力欄をクリックし、C2〜T2セルをドラッグして範囲指定
    • 「検索条件」の入力欄に、「"●"」と入力
      (「●」は「まる」で変換できる)
    • 「OK」ボタンをクリック
▲ ▼

計算式のコピー

これで、最初のチームの勝敗がわかりました。 他のチームの勝敗を求めるために、 最初のチームの勝敗を求める計算式をコピーしましょう。

計算式(つまりセル)をコピーするのに、 オートフィル機能を使います。

  1. V2〜X2セルを範囲指定
  2. 範囲指定の枠の右下にある■(フィルハンドル)にマウスポインタを合わせる
  3. 19行目までマウスを下方向にドラッグ

    #ref(): File not found: "excel08.png" at page "2009/7th/counting_function"

オートフィルができると、 残りのチームの勝敗が求められます。


次へに進んでください。


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