対応のない2組の平均値の差の検定(母分散が未知だが等しい)検定の対象対応のない(独立した)2つの母集団について考える。それぞれの母数は次のとおり。 ただし、母分散の値はわからない。
等分散の検定(F検定)まず、未知の2組の母分散が等しいかどうかを調べる。
t検定
帰無仮説と対立仮説対応のない(独立した)2組の母集団の平均に差があるかどうかを調べる。
検定統計量の算出
仮説の判定(両側検定)
例題
考え方「銘柄A」のたばこと「銘柄B」について、それぞれの本数やニコチン含有量の平均と標準偏差についてまとめると、次の表のようになる。
なお、有意水準 では、 となり、 帰無仮説は棄却できない。 つまり、有意水準 1% では、2つの銘柄のたばこのニコチン含有量には差があるとはいえない。 |