相関 (correlation)2種類のデータのあいだになんらかの関係がある場合、 統計学的な関係性がみられるときに、「相関がある」「相関関係がある」という。 
 データの尺度と相関関係データを大雑把に、量的データ(比例尺度、間隔尺度)と 質的データ(順序尺度、名義尺度)に分けるときに、 データの尺度によって、相関関係を表す指標は異なります。 次の表を参考にしてください。 
 この授業では、よく利用される、 ピアソンの積率相関係数とスピアマンの順位相関係数を扱います。 相関係数 (correlation coefficient)相関の種類
 偏差積和
 相関係数(ピアソンの積率相関係数)
 
 
 共分散(covariance)
 偏差平方和
 相関関係と因果関係相関関係から因果関係を確定するときの注意点
 疑似相関(見かけの相関)
 相関の程度相関係数の値から、相関の程度を次のように記述できる。 
 なお、標本数が少ない場合は、母相関係数の推定や検定(後日説明)が必要となる。 順位相関係数(rank correlation coefficient)
 
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