*成績の検索 [#vc369248] ここまで集計・分析したデータを、検索するためのワークシートを作ります。 学籍番号を入力すると、名前と成績の情報が表示されるようにしましょう。 +メニューバーから「挿入」→「ワークシート」を選択 +新しくできたシートの名前を右クリックし、「名前の変更」を選択 +「成績の検索」と入力して、&keyboard{Enter};キーを押す **表の作成 [#vf8cc7de] 次の図を参考にして、自由に表を作成してください。 解説すると、塗りつぶしが黄色い部分が入力欄で、青い部分が検索結果を表示するところです。 #ref(Lecture/InfoPrac2004/9th/kenskau/ex12.png,nolink,検索シート) **検索のしかた [#j5e8b769] 入力された番号をもとに、別のワークシートの表から、番号に対応した値を検索します。 このような場合にも、今回紹介した''VLOOKUP''関数を使います。 VLOOKUP関数を使って、値を検索してください。計算式を考える上でのポイントは次のとおりです。 -検索値は、検索シートにある番号の入力欄です。 -検索する範囲は、別シート(成績表)の個人の成績表(A2〜R37)です。 -関数の引数の設定で、別シートのセルを指定するときには、シートのタブをクリックすればいいだけです。元のシートにもどるのも同じ操作です。 -正確な検索をするので、検索の型の値は「FALSE」です。 **空白の処理 [#m08fa1ad] ここまでくれば、あと一歩で完成です。 もし番号に何も入力されていないと、名前などの検索結果には「#N/A」というエラー値が表示されてしまいます。 この部分を改良しましょう。 「番号に何も入力されていなければ、結果の部分は空白を表示する」という機能を付け加えましょう。次のヒントを参考にして、検索のシートを完成してください。 -新たに使う関数はIF関数です。 -関数のネストを使います。 -Excelで空白とは「""」(ダブルクォーテーション2つ)になります。 &br; &navi2(Lecture/InfoPrac2005/9th,next);進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2005/9th,prev,toc,next) |