RIGHT:[[授業のページへ戻る>Lecture/InfoPrac2003]] *情報処理演習 第12回 [#ad05c538] -今回のテーマ「前回までのまとめ」 --いくかの関数を組み合わせて、計算式をつくれるようになる **前回までの課題の提出 [#q14bbcbb] [[こちらの連絡事項>../Info]]を見て、前回課題の提出状況を確認してください。 -課題の提出期限を決めましたので、注意してください([[こちらを参照>../Info]])。 -まだ提出していない人は、課題を作成して提出してください。 -再提出するように指示があった人は、[マイドキュメント]にあるファイルの修正をして、提出用フォルダに再提出してください。 **今回の内容 [#s23ea7c6] 今回は、関数や計算式、絶対参照、条件付き書式など、これまので実習のまとめとして、 「百ます計算」のシートを作成します。 これまでの復習になりますので、細かい指示はありません。 これまでの内容を読み返して、やり方を考えてみてください。 ***百ます計算とは [#rd424dcd] 小学校の算数で、全国的なブームになっているものがあります。 ''「百ます計算」''というものです。10×10のマス目をつくり、その上側と左側に10個の数字を並べます。そして、それぞれのマス目に上側と左側の数字を計算(足し算や掛け算)し、答えを書き込むというものです。簡単な計算を何回も繰り返し、できた時間を計って、基礎学力をアップさせようというものです。 今回は、これをExcelで作ってみましょう。上側と左側の数字を設定すれば、自動でマス目に計算結果が表示されるようにしてみましょう。 **今回の課題 [#sa5b40df] 今回は、基本課題と応用課題の2つにわけます。 どちらかを選んでください。なお、評価のポイントは、基本が''70ポイント''、応用が''100ポイント''となります。 :基本課題| 「百ます計算」の計算 #ref(excel00.png,80%) :応用課題| 「百ます計算」の練習用シートの作成 #ref(excel01.png,80%) **基本課題 [#v76e28d2] &ref(1217a.xls,こちら(1217a.xls)); を右クリックしてください。 「リンクを名前を付けて保存」や「対象をファイルに保存」を選んで、「マイドキュメント」に保存してください。 保存できたら、ダウンロードしたファイルを開いてください。 ***サンプルについて [#j540386d] 「百ます計算(サンプル)」というシートを見てください。 上側(第2行)と左側(B列)の青いセルに、数字を入力してください。 白いセルのなかに上側(第2行)と左側(B列)の数字を足した結果が表示されます。 このような計算をExcelの計算式で行います。 ***課題について [#m8ebc73d] 「百ます計算(サンプル)」を参考に、 「百ます計算」というシートに百ます計算をする計算式を入力してください。 なお、次のポイントを守るようにしてください。 +C3〜L12までのセルには、絶対参照を使った計算式を入力 +C3〜L12までのセルは、第2行やB列のセルが空白であれば空白を、空白でないなら計算結果を表示する 計算ができるようになったら、 フォントの種類や大きさ、文字色・背景色などを、自分の好きなように設定してください。 ここまでできたら、[[課題の説明>../12thExercise]]にすすんでください。 **応用課題 [#h25d37c3] &ref(1217b.xls,こちら(1217b.xls)); を右クリックしてください。 「リンクを名前を付けて保存」や「対象をファイルに保存」を選んで、「マイドキュメント」に保存してください。 保存できたら、ダウンロードしたファイルを開いてください。 ***サンプルについて [#a3b32c9a] 「百ます計算(サンプル)」というシートを見てください。 まず、左側の表の上側(第2行)と左側(B列)の青いセルに、数字を入力してください。 次に、白いセルのなかに上側(第2行)と左側(B列)の数字を足した結果を入力してください。 入力した数字が正解であれば、中央の表のセルに「○」が表示されます。間違っていれば、「×」が表示されるようになっています。 これは、入力された左側の表の数字と、計算した右側の表の数字を比較しているからです。 また、中央の表の下には、正解と不正解の数を表示するようになっています。 **課題について [#f90cd0d6] ***課題について [#f90cd0d6] 「百ます計算(サンプル)」を参考に、 「百ます計算」というシートに百ます計算の練習ができるに、計算式を作成してください。 なお、次のポイントを守るようにしてください。 -すべての表 ++O2〜X2とAA2〜AJ2のセルの値は、C2〜L2の値を参照 ++N3〜N12とZ3〜Z12のセルの値は、B3〜B12の値を参照 -右側の表 ++AA3〜AJ12までのセルは、絶対参照を使った計算式を入力 ++AA3〜AJ12までのセルは、第2行やB列のセルが空白であれば空白を、空白でないなら計算結果を表示する ++計算結果が見えないように、文字色と背景色と同じにするか、Z〜AJ列の幅を少なくする -中央の表 ++O3〜X12までのセルは、絶対参照を使った計算式を入力 ++O3〜X12までのセルは、第2行やB列のセルが空白であれば空白を、空白でないなら次のような計算をする --左側の表の数字(入力した値)と右側の表の数字(計算した値)が同じであれば「○」を表示 --左側の表の数字(入力した値)と右側の表の数字(計算した値)が違うのあれば「×」を表示 --「条件付き書式」を使って、「○」や「×」の場合に、文字色や背景色を変えるようにする --中央の表の下 ++中央の表の「○」の数を数えて、正解の数とする ++中央の表の「×」の数を数えて、不正解の数とする 計算ができるようになったら、 フォントの種類や大きさ、文字色・背景色などを、自分の好きなように設定してください。 ここまでできたら、[[課題の説明>../12thExercise]]にすすんでください。 |