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KAWANO's PukiWiki Plus! - Lecture/InfoPrac2005/7th/mid のバックアップ(No.4)

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文字列関数で勝ち点を計算する

それでは、 まず「試合結果」のシートのデータをもとに、 「勝ち点」のシートに、 試合ごとの勝ち点を表示する表を作りましょう。

  1. ワークシートの見出しから、「勝ち点」をクリック
▲ ▼

文字を取り出す

試合結果では、 勝ち・引き分け・負けは、「○」「△」「●」で あらわされています。

しかし、「試合結果」のシートでは、 「3○2」のように、得失点も同じセルに入力されています。 まず、 セルから「○」「△」「●」の文字を取り出しましょう。

文字を取り出すには、いくつかの方法があります。 LEFT関数とRIGHT関数を組み合わせることもできますが、 ここでは、MID関数を使うことにします。

MID(文字列の指定した位置から指定した数の文字を返す)
  • 書式 : LEFT(文字列, 文字数)
  • 引数 : 文字列 :文字を取り出したい文字列やセル
  • 引数 : 開始位置 :取り出したい文字列の先頭文字からの位置
  • 引数 : 文字数 :取り出したい文字数
  • 例:C7セルの文字列の3文字目から2文字分の文字列を取り出す
    =MID(C7,3,2)
    </pre>
    
    試合結果は「3○2」のようになっているので、
    MID関数を使って、
    「左から2文字目から1文字分取り出せ」ば、
    記号を取り出すことができます。
    
    では、次のようにして、関数の機能を試してみましょう。
    +B2セルをクリック
    +数式バーの「関数の挿入」ボタンをクリック
    +利用する関数の選択
    --「関数の分類」から「文字列操作」を選択
    --「関数名」から「MID」を選択
    --「OK」ボタンをクリック
    +引数の設定
    --「文字列」の入力欄をクリックし、「試合結果」のシートの見出しをクリックした後、B2セルをクリック~
    (自動的に「試合結果!B2」と入力される)
    --「開始位置」の入力欄をクリックし、「2」と入力
    --「文字数」の入力欄をクリックし、「1」と入力
    --「OK」ボタンをクリック
    #ref(Lecture/InfoPrac2004/7th/mid/ex06.png,nolink,引数の選択)
    
    記号を取り出すことができましたか?
    
    **条件判断をする [#x3b48090]
    記号を取り出しただけでは、勝ち点を計算することができません。
    勝ち点は、次の表にしたがって計算されます。
    
    |CENTER|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
    |~勝敗|勝ち|引き分け|負け|
    |~記号|○|△|●|
    |~点数|3点|1点|0点|
    
    このように、記号にしたがって、表示する点数を変えるようにしましょう。
    
    ある条件ごとに処理を変える、
    「条件判断」をするには、
    IF関数を使います。
    
    :IF(指定された条件(論理式)が合っているか(真)違っているか(偽)を判断し、真と偽のそれぞれの場合の結果を返す)|
    --書式 : IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
    --引数 : 論理式 : 評価する条件(比較演算子を使う)
    --引数 : 真の場合 : 論理式の結果が真(TRUE)の場合に返される値
    --引数 : 偽の場合 : 論理式の結果が偽(FALSE)の場合に返される値
    --例:D1セルの値が0なら"ゼロ"を、0でないなら"ゼロじゃない"と表示
    #pre(novervatim){{
    =IF(D1=0,"ゼロ","ゼロじゃない")
    </pre>
    
    論理式には、次のような比較演算子を使います。
    条件を正しい場合は「TRUE」(真)、
    正しくない場合は「FALSE」(偽)と判断します。
    |CENTER:演算子|CENTER:式|CENTER:内容|CENTER:例|CENTER:結果|h
    |=(等号)|CENTER:A=B|AとBが等しい|1=2|FALSE|
    |<>(不等号)|CENTER:A<>B|AとBが等しくない|3<>4|TRUE|
    |>(〜より大きい)|CENTER:A>B|AがBより大きい|5>6|FALSE|
    |<(〜より小さい)|CENTER:A<B|AがBより小さい|7<8|TRUE|
    |>=(〜以上)|CENTER:A>=B|AがB以上である|9>=10|FALSE|
    |<=(〜以上|A<=B|CENTER:AがB以下である|11<=11|TRUE|
    
    MID関数とIF関数を使えば、
    「試合結果から勝敗の記号を取り出し、
    記号にあった勝ち点の数字を表示させる」
    ことができます。
    
    鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。
    #pre(novervatim){{
    「B2セルから記号を取り出して、その記号が○ならば「3」を表示する」
    </pre>
    つまり、
    B2セルの計算式は、次のようになります。
    計算式のどの部分がIF関数の式で、どの部分がMID関数の部分かに注意して、
    計算式を入力してください。
    #pre(novervatim){{
    =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3)
    </pre>
    
    
    **関数をネストにする [#i2abb94e]
    このままでは、
    勝ちの場合の勝ち点は表示できましたが、
    引き分けや負けの場合の点を表示できません。
    
    さっきの式、
    #pre(novervatim){{
    =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3)
    </pre>
    では、IF関数のなかで、MID関数を使っています。
    
    このような関数の中で別の関数を使うことを、
    「関数のネスト」といいます。
    
    MID関数を使った「△」や「●」を取り出す部分を、
    IF関数の中に追加してみましょう。
    
    すると、鹿島アントラーズの第1節の勝敗は、次のように考えられます。
    条件が偽の場合に、もうひとつIF関数を使うのがポイントです。
    #pre(novervatim){{
    (条件)B2セルから取り出した記号が
     (条件が真)○ならば「3」を表示する
     (条件が偽)(追加条件)B2セルから取り出した記号が
            (条件が真)△ならば「1」を表示する
            (条件が偽)「0」を表示する
    </pre>
    
    つまり、
    B2セルの計算式は、次のようになります。
    計算式のどの部分がどの関数の式なのかに注意してください。
    #pre(novervatim){{
    =IF(MID(試合結果!B2,2,1)="○",3,IF(MID(試合結果!B2,2,1)="△",1,0))
    </pre>
    
    
    計算ができたら、
    計算式を他のセルにコピーしましょう。
    第6回の内容を参考に、
    「オートフィル」機能を使って、
    B2〜AE19セルに計算式を、コピーしましょう。
    #ref(Lecture/InfoPrac2004/7th/mid/ex08.png,nolink,勝ち点の計算)
    
    
    
    次へ進んでください。 ---- #navi2(Lecture/InfoPrac2005/7th,prev,toc,next)

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