データを分析する
「勝ち点」のシートのデータを、
もう少し分析してみましょう。
- ワークシートの見出しから、「勝ち点」をクリック
ここは詳しい説明をしないので、
自分で考えてみましょう(ほかの人と相談してもかまいません)。
勝ち点の累積値を求める
いまは節ごとの勝ち点がわかっています。
この表を少し変更して、
勝ち点の累積値(前の節までの勝ち点の合計)を求めてみましょう。
つまり、次のような表があるとすると、
| 第1節 | 第2節 | 第3節 |
Aチーム | 3 | 0 | 1 |
---|
Bチーム | 1 | 3 | 3 |
---|
Cチーム | 0 | 0 | 1 |
---|
勝ち点の累積は、次のようになります。
各節の結果には、前の節までの合計が表示されます。
| 第1節 | 第2節 | 第3節 |
Aチーム | 3 | 3 | 4 |
---|
Bチーム | 1 | 4 | 6 |
---|
Cチーム | 0 | 0 | 1 |
---|
このように累積値が表示されるように、
C2〜AE19セルの計算式を変更してください。
- ヒント
- 前の節との合計を計算する式は、
C2セルの場合は、次のようになります。
この式を使って考えてください。
=B2+IF(MID(試合結果!C2,2,1)="○",3,IF(MID(試合結果!C2,2,1)="△",1,0))
順位を求める
累積値が計算できると、
第30節のデータが、
第30節が終わった時点での勝ち点の合計になっているのがわかります。
このデータを使って、
順位をつけましょう。
順位をつけるには、
第6回で紹介した、
RANK関数を使ってください。
また、同じく、
第6回で紹介した、
絶対参照も利用してください。
- AF1セルに「順位」と入力
- AF2セルに、RANK関数と絶対参照を使って、順位を計算
- AF2セルの計算式を、AF3〜AF19セルにコピー
- 相対参照と絶対参照
- 「C1」や「D22」のようなセル番地を指定した計算式を、
別のセルにコピーすると、計算式の中のセル番地まで変わってしまいます。
このようなセルの参照のしかたを「相対参照」といいます。
「$C$1」や「D$22」のように「$」記号を使ってセル番地を指定した計算式を、
別のセルにコピーしても、計算式の中のセル番号は変わりません。
このようなセルの参照のしかたを「絶対参照」といいます。
まとめると次のようになります。
参照のしかた | 例 |
相対参照 | A1 |
絶対参照(セルを固定) | $A$1 |
絶対参照(行を固定) | A$1 |
絶対参照(列を固定) | $A1 |
次へ進んでください。
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